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八ヶ岳は夏沢峠を境に北八ヶ岳と南八ヶ岳に分かれる。主峰・赤岳をはじめ岩稜の峰々が連なる「南」とは対照的に、「北」は針葉樹の森が広がるなだらかな山々が多い。
秋深まる10月17日、御泉水自然園(七合目)から蓼科山(2530㍍)を往復し、翌18日、麦草峠(約2100㍍)から丸山(2330㍍)~中山(2496㍍)~白駒池(約2100㍍)~麦草峠を周回した。今回も“貧乏”山歩きで、宿泊はホテル「ウィッシュ」である。
(注)八ヶ岳連峰の西北端にある蓼科山は独立峰で、ガイドブックによっては北八ヶ岳に入れていない。

蓼科山
前夜の宿泊地・中央道双葉SAから蓼科山まではかなり距離があり(ナビでは104㌔)、途中、コンビニで立ち寄ったりしたので、御泉水自然園の上部、七合目から歩きだした時は11時を過ぎていた。
蓼科山蓼科山荘がある将軍平までは緩やかな登りが続く。紅(黄)葉はまばら、というより黄(紅)葉する木自体が少ない。将軍平からは道は一変し、ゴツゴツした岩の急坂になった。折から、愛知から来たという小学生が長蛇の列を成して降りてきた。先生が「無理するな。尻を使って降りろ」と注意する。小学生の列は山頂ヒュッテまで続いた。500㍍はあったろう。
蓼科山頂は広く一帯は花崗岩で埋め尽くされていた。麓から見るコニーデ型火山の端正な姿とはえらい違いである。登山口に向かっていた頃は山の全容が見えていたが、頂上に到着した時(13:05)はガスで真っ白で、八ヶ岳連峰はおろか白樺湖や女神湖も見えなかった。山頂に居合わせた登山者は、山荘から後になり先になりしたテレビ局の撮影隊の一行のほかは数人。撮影隊が到着すると、何故か“三角点(山頂)”を譲ってしまった。
今日の蓼科山の天気は“晴れのち曇りのち晴れ”。車窓から、夕陽に赤く染まる蓼科山と次第に黒くシルエット化する八ヶ岳連峰を見ながら、道の駅「信州蔦木宿」へ向かった。

丸山・中山・白駒池
道の駅「信州蔦木宿」から麦草峠までは約45㌔。蔦木が出発地点なら山梨側からのルートもあってよさそうなものだが、ナビが指示する5本のルートはすべて長野側から。そのうちの1本、昨日走った大門街道からメルヘン街道に入り、麦草峠駐車場に到着(9:40)。ここから北に進めば茶臼山を経て縞枯山、南へ歩けば丸山・中山から北八ヶ岳で一番高い天狗岳に至る。縞枯は 昨年 ほぼ同時期に登ったので、今年は南へ。但し中山までである。
麦草峠1
赤い屋根も美しい麦草ヒュッテ(写真→、後は茶臼山)の前を通り、丸山へ。紅葉した木々は見られないが、コメツガの森と苔むす林床が美しく、しっとりとした空気が漂う(写真↓↓)
梯子や鎖を登る南もおもしろいが、北には北の良さがある。
苔むす林床1苔むす林床2
高見石・道標
ほどなく山頂(10:50)。いくぶん丈は低くなったが、山頂は木々が繁り展望はきかない。プラス、ガスも出ている。そこそこの休憩後、高見石小屋へ下る。(写真←)
高見石小屋からだらだら坂を登り中山(12:45)。地図によればすこし先に展望台がありピークもそのあたりらしいが、相変わらずガスがたちこめ、昼食後、往路を高見石小屋へ下った。
道わきにゴゼンタチバナが続いている。かなりの群落を作っているところもある。処々 まだ 赤い実が残っていた。(写真↓↓)。これは一大発見、是非 花の時期に 一度 歩いてみたい道である。※花は今年7月10日ニセイカウシュッペ山で撮影したもの。
ゴゼンタチバナ-1ゴゼンタチバナ-2
高見石小屋から白駒池までは 思いのほか 長く険しい道であった。白駒池まで下りると(15:00)、駐車場(白駒池駐車場)も近く道もよく整備されているので、一般客も多くなった。大きな山荘もある。濃い緑と赤や黄のコントラスト、水面に映る紅葉を しばし 鑑賞し、麦草峠へ戻った。(写真↓↓↓↓)
白駒池1白駒池2白駒池3白駒池4
麦草峠2白駒池から麦草峠へのおよそ2㌔は、苔むす樹林帯あり、黄葉あり、自然庭園あり(白駒奥庭)の北八ヶ岳の良さを凝縮したような道であった。左の写真は麦草ヒュッテ近く、丸山と白駒池の分岐点に立つ道しるべ。
6時間の秋の北八ヶ岳散策が終わった。来秋は天狗岳を歩いてみたい。
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