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5月連休明けから6月初めにかけ、三度、高尾山に行きました。それまでは高尾山だけでしたが、5月8日は奥高尾の領域に足を踏み入れ 小仏峠まで往復、6月1日は景信山まで足を延ばし、そして 6月6日は“念願の”高尾山~陣馬山を縦走しました。
5月の新緑、6月のセッコク、初夏の花々、その蜜を求めて舞う蝶、巣立ち間近の野鳥のヒナなど、それぞれの高尾山で、お目当ての また 思いがけない“出会い”がありましたが、高尾山~陣馬山縦走を中心にご紹介します。

薬王院祈祷殿駐車場に車を置き(8:00)、セッコクが見ごろとなった琵琶滝コース高尾山へ。高尾山(9:25、599m)から富士見台・一丁平を経て小仏城山(10:30、670m)。城山茶屋で名物“なめこ汁”を食べ、もう一つの名物“カキ氷”は 次回の楽しみにして 小仏峠(560m)へ下り、上り返して ほどなく 渋滞で有名な小仏トンネルを越し、大きな茶店がある景信山(11:55、727m)でお昼。隣のテーブルには、中年の外国人夫婦が座っていました。聞こえてくる会話は どうやら フランス語のようでした。一服後、5.7㌔先の陣馬山を目指します。(高尾山~景信山は4.4㌔) フランス人夫妻は まだ 腰をあげまていませんでした。
高尾山から景信山は緑陰の中の気持ち良い尾根歩きですが、景信山から陣馬山の道はアップダウンが少なく いっそう 快適でした。常緑樹の濃い緑と落葉樹の明るい緑との調和、木洩れ日が小径に描く幾何模様、爽やかな風にゆらぐ木々の葉音、時おり聞こえてくる鳥のさえずり、期待したほどには種類も数もなかったが 白や黄色の花など、自然の恵みが身に心に浸透してきます。花が少ないのは樹林帯の中だからでしょうか?
そんな快適なウォーキングのなかで、興ざめは、音楽を鳴らし それに合わせて歌いながら歩く一人の年配者でした。耳が耳ざわりなら目も目ざわり。短いランニングパンツから 美しくも逞しくもない白い足を丸出し。彼の後ろにつけばペースを落とし、前に出ればペースを上げる、彼がピークを巻けば、私たちはピークを越える、といった具合に なるべく 彼から離れようとしますが、一丁平あたりから後になり先になりしながら 結局 陣馬山までつき合わされました。

景信山をあとにし、地図に記載された「白沢峠」(621m)をそれと気づかぬ間に過ぎ、そろそろ 疲れが蓄積してきた足には 少々 堪えた堂所山(731m)のピークをかすめ(巻き道あり、彼の老人は巻き道を行った)、縦走路と南北への下山路が十文字に交叉する底沢峠(721m、道標なし?)を経て、明王峠(13:10、739m)。峠道の両側には かなりの人が休んでいました。私たちも 道端に スペースを見つけて休憩。ここからJR相模湖駅へ下る道もあります。その降り口に茶店も見えました。
しばらくすると、景信山で見たフランス人夫妻が到着。夫妻は、立ったまま、広げた地図と古いそれも漢字だけの道標とを見比べ、しばし思案していましたが、『Excuse me ...』と私に尋ねてきました。ブロークン・イングリッシュでも どうにか 通じたようで、夫妻は 陣馬山ではなく 相模湖へ降りて行きました。そして 私たちも出発しようとすると、ナント 堂所山を巻いて先行したはずの彼の老人が 茶店の方から 現れたではありませんか 相変わらず音楽を流し、歌を歌いながら。不本意ながら、私たちは またしても 彼の後塵を拝することとなりました。
歩き始めてまもなく、いちだんとボリュームをあげ 一人 “悦”に入っている様子の彼を追い抜き、「奈良子峠(730m)」をそれと はっきり 分からぬまま通過し、そこから 約1.4㌔をおよそ140m登って、シンボル『白馬の石像』が立つ陣馬山(857m)に到着しました(14:00)。陣馬山からは360度の展望、富士山や丹沢・道志はもちろんのこと、[展望盤]によれば 奥秩父の金峰山や国師ヶ岳なども見えるようですが、この日はあいにく視界が悪く 近辺の山なみがやっとでした。そして、ここでも またまた 彼の老人に会ってしまいました!! 広い山頂にもかかわらず、彼は 私たちが座っているすぐ下から登ってきて(その道は人があまり通らない道ですが)、茶店の方へと歩いて行きました。

下山は一ノ尾根コース(14:30)。ひとしきり急な階段を下ると あとは平坦な尾根道。一ノ尾根は 山頂の賑わいをよそに 静寂そのものでした。数人の登山者が私たちを追い越し、また 午後3時前後の時間というのに 何人かが陣馬山を目指して登って行きました。登山口からの高低差は600m以上、楽な登りではありません。やがて 道は尾根を離れ、山腹の急坂をジグザグに下って落合の集落。集落を抜けると、バス停もある陣馬登山口(15:55)。登山口までもかなり長く急な坂道でした。バスの次の便は50分後、JR藤野駅まで2㌔ほどなので、車道を歩くことにしました。藤野駅からはJR、京王と電車を乗り継いで高尾山口駅へ、そして薬王院祈祷殿駐車場に戻りました。歩行距離は陣馬登山口~JR藤野駅も含め約20㌔、歩数は38,500歩でした。



セッコク(琵琶滝コース)
写真1写真2写真3 写真4写真5 写真6
写真5は写真4の赤枠部分のズームアップです。写真6は ケーブルカー清滝駅構内のセッコク。駅職員が倒木に付いていた株をサクラの木に移植したものだそうです。(6月6日撮影)

高尾山で見た花
写真1:サイハイラン写真2:フタリシズカ写真3:フタリシズカ写真4:ウマノアシガタ写真5:ハナニガナ写真6:マルバウツギ写真7:ガクウツギ写真8:タツナミソウ
写真9:ノアザミ写真10:スミレ写真11:マムシソウ上段左から、サイハイラン(高尾山頂直下で)フタリシズカ(小仏峠~景信山で)フタリシズカ(同)ウマノアシガタ(景信山~明王峠で)ハナニガナ(同)―以上 6月6日撮影―マルバウツギ(高尾山南側巻き道(5号路?)で)ガクウツギ(同)タツナミソウ(同)。下段左から、ノアザミ(同)―以上 6月1日撮影―スミレ(一丁平~小仏城山で)マムシソウ(小仏峠で)―以上 5月8日撮影―

ジャコウアゲハと親を呼ぶ野鳥のヒナ
ジャコウアゲハ景信山からの帰路(6月1日)、高尾山頂を巻く5号路を歩いていると、一匹の美しく大きいチョウがマルバウツギの蜜を盛んに吸っていました。ジャコウアゲハでした。名前の由来は「雄成虫が腹端から“麝香”のような匂いをさせること」だそうです。調べてみると なかなか面白い蝶であることが分かりました。 (⇒『ジャコウアゲハの超能力(http://members.jcom.home.ne.jp/kisono/jakouageha2/jakouageha2.htm)』。 母を呼ぶヒナ2母を呼ぶヒナ1
右の写真は 6月6日 景信山~明王峠で出会った光景。けたたましい鳥の鳴き声がして、前方で 数人のハイカーが上を見上げています。その視線を追うと、一羽のヒナが巣穴から顔を出し 時には 身をのり出すようして、親を呼んでいるのでした。木の下で『かわいい、かわいい』と騒いでいる、(私たちも含め)人間どもが さぞ 怖かったにちがいありません。

新緑と緑陰のトレイル
写真1(稲荷山コース)写真2(稲荷山コース)写真3(琵琶滝コース)写真4(一丁平~小仏城山)写真5(一丁平~小仏城山)
写真6(景信山~明王峠)写真7(景信山~明王峠)写真8(景信山~明王峠)写真9(景信山~小仏峠)写真10(一ノ尾根)写真11(一ノ尾根)
上段左から、稲荷山コース(5月8日)、稲荷山コース(5月8日)、琵琶滝コースの山頂近く(6月1日)、一丁平~小仏城山(5月8日)、一丁平~小仏城山(6月1日)
下段左から、景信山~明王峠(6月6日)、景信山~明王峠(6月6日)、景信山~明王峠(6月6日)、景信山~小仏峠(6月1日、景信山からの帰路)、一ノ尾根(6月6日)、一ノ尾根(6月6日)

展望と道標(6月1日、6月6日)
写真1、高尾山頂から写真2、モミジ台から写真3、富士見台から写真4、小仏城山~小仏峠から相模湖と中央道写真5:小仏峠
写真6、景信山頂から八王子市街写真7、景信山~明王峠から写真8:明王峠写真9:陣馬山頂①高尾山頂から丹沢の山なみ(6月1日) ②モミジ台から道志山塊(6月6日) ③富士見台から、6月6日は富士山がどうにか見えました ④相模湖と中央高速、小仏城山~小仏峠から(6月1日) ⑤小仏峠(6月6日) ⑥景信山頂から八王子市街(6月1日) ⑦景信山から明王峠へ尾根道で、唯一の視界が開けたところ(6月6日) ⑧明王峠(6月6日) ⑨陣馬山頂(6月6日) 
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