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『山と渓谷』に載っていた「シモバシラ」という変わった名前の植物。シソ科で、冬、その名のごとく、“シモバシラ”のような「冬の華」を咲かせるという。場所は南高尾・大洞山の北面。今は10月半ば過ぎで“シモバシラ”は見られないが、秋に歩いて、花が咲いている所を確認しておいておくほうがよいとある。23日、“下見”に高尾山に出かけた。

モミジ台高尾山頂稲荷山展望所 稲荷山コースを登る。遠方はすこし霞んでいるが、秋晴れの上天気。稲荷山展望所からは八王子の街はもちろん、新宿副都心のビル群もはっきり見えた(写真)モミジ
高尾山頂12時20分、山頂広場は登山客や観光客であふれかえっていた。山頂をすこし降りた奥高尾の入り口で、運良く空いたベンチで昼食(~12:50)。
高尾山頂やモミジ台からは富士山を見ることができた(写真)。今年6度目の高尾山で初めて。雪化粧を期待していたが、薄霞みの中のシルエットだった。墨絵のごとくでそれはそれで美しい。紅葉は数本のモミジやカエデが色づいた程度(写真)

ルート1 高尾山・城山の尾根を、一丁平の手前で離れ、左[大垂水峠]に入る。1時21分、(←写真)。途端に、人っ子一人出会わない閑散とした山道となった。道は山腹を巻くように付けられている。高尾山にクマがいるかどうか知らないが、“熊鈴”をザックに取り付ける。 ツリフネソウ?ハナニガナシロヨメナ?
シロヨメナ(?)、ハナニガナは至るところに咲いていたが、この道沿いだけで見たのは、ツリフネソウ(?)とサラシナショウマ。 道1森ルート2中年の男の人とすれ違っただけで、不気味なほど静かだが、美しい緑陰の山道を歩くこと20分足らずで林道に出た(←写真)。大平林道である。轍の跡がわずかに残っている林道だった。
さて、ここでしばし思案。道標に、右へ行けば[林道経由大垂水峠方面]、林道を横切って直進すれば[モミの林を通り大垂水峠方面・ヒノキの林(学習の歩道)]とある。どちらも大垂水峠に通じているが、林道はあまり歩きたくない。かといって、「学習の歩道」はその名に似つかわしくなく、細い道が谷へと深く降りている。地図(昭文社:山と高原地図「高尾・陣馬」および国土地理院:2万5千分の1地形図「与瀬」)には載っていない。
折りよく年配のレンジャー2人が右手から歩いてきた。道を尋ねると、近道は「林道経由」、「学習の歩道」はかなり下ってまた上らなければならない。加えて回り道だという。そして、「林道経由」はすぐ左の山道に入るように。目印は鉄塔が立っているところと、親切丁寧に教えてくれた。
ルート3道2 大垂水峠への分岐は5分ほどのところだった。レンジャーに教えてもらわなければ見過ごしたであろう、小さな“道標べ”が道端にあった(←写真)。気を利かして誰かが立てたものに違いないが、いささか小さすぎる。山道に入ってすぐ、右から一丁平・城山からの道を合わせ、杉木立の快適な道を緩やかに下る。相変わらず人に会わない。

案内板大垂水峠大垂水峠(標高398m)2時ちょうど(写真→)。バス停(八王子駅行と相模湖駅行)があるが、日に3本と少ない。国道20号に懸かる橋を渡る。橋を渡ってすぐアバウトな地図が掲示されていた。通行止になっている道(梅の木平林道)があるが、中沢峠から梅の木平に下るつもりで大洞山へ向かった。
ルート4峠から500㍍進んだところに立派な標識。それによると梅の木平まで8.3㌔、どのルートか分からないが、思ったより長い。先の見通しがすこし気にかかり始めた。
大洞山大洞山(標高536m)2時半。シモバシラの“花”は見つからず
標石石標によれば、高尾山口から梅の木平までの歩行距離はナント16.2㌔!!、 こんなに歩くつもりではなかったのだが・・・
コンピラ山大洞山から10分でコンピラ山(標高515m)。立て札がなければ“山頂”とは分からない。2万5千分の1には何の表示もない。
大垂水峠からも出会ったのは、逆コースのトレラン風の若者、それぞれ単独ハイカーの外人と日本人の男性3人だけだったが、コンピラ山の次の無名ピークの手前で、20名ほどの大世帯を追い抜いた。私たちと同じ目的だろうか、中高年グループだった。
ルート5(中沢山)そうこうするうち、“下降予定点”の中沢峠を過ぎ中沢山まで来てしまった(←写真)。時間は3時、梅の木平まであと6㌔。日暮れがいよいよ気になるが、そのまま前進する。
津久井湖「三井(みい)水源の森」の標識が点々と立ち、やがて津久井湖が眼下に。このコースで、唯一、展望が開けたところである。
ルート6再び杉林の中の道となり、[梅の木平3.7㌔/大垂水峠4.6㌔]の道標(15:42)。左は行止まり(境界線)とある。今歩いているのは東京と神奈川の県境、この境界線は何だろう? 八王子市と町田市? ここが西山峠?
昭文社の地図によれば、中沢峠と三沢峠の間にある西山峠からも梅の木平に降りる道がある。しかし、大垂水峠にあった掲示板の地図にはなかった。中沢峠を過ぎたら三沢峠まで行き、そこから梅の木平に降りる道(梅の木平林道)が“通行止”なので、さらに草戸山・草戸峠へ進む最長ルートを歩くしかない。 ※2万5千分の1地形図には津久井湖方面に降りる道もある。
ルート7(三沢峠)三沢峠3時52分。通行止は圏央道の工事のためらしい。梅の木平林道が通れたとしても高尾山口まで4.6㌔。いっぽう草戸峠経由は3.1㌔。距離だけなら後者がいいが、問題は道の様子。ライトをすぐ取り出せるようにして、草戸山方面へ進む。
草戸山峰ノ薬師の道を右に分けて、4時24分松見平休憩所(草戸山)。休憩もそこそこに長い急な階段を下りる。
道3「かたらいの道大戸コース」は高尾山口への最短路だが山道。草戸峠から梅の木平林道へ下りる道を選ぶ。急坂の少々荒れた道だったが、暗くなる前に林道(車道)に出ることができた。
彼の20人の大パーティはどうしたのだろう。日暮れも時間も気にせず、ずいぶんノンビリしていた感じだったが、三沢峠から峰の薬師に降りたのだろうか? そこにチャーターしたマイクロバスが待っていたのかもしれない。
道4車道(林道)に出てすぐ、特養ホーム福寿荘の前を通り、そこからしばらく歩くと、道路の両側に建つ大きな料亭。廊下を走りまわる仲居さんの姿が見えた。「うかい竹亭」だった。「うかい鳥山」ではない。「鳥山」は中沢峠から降りて来る道沿いにあるようだ。
4時56分、国道20号に出る(←写真)
高尾方面に歩き出すと、バス停(梅の木平)があったが、続けて1.5㌔を、薬王院祈祷殿駐車場まで歩いた。※あとで調べると、土曜日の八王子行バスは 9:05、12:10、16:34の3本だけだった。
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