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2011.02.25 石老山
相模湖の南、高尾山稜と対峙する石老山(せきろうざん、標高694.3m)を単独ハイキングしました。「石老山入口」バス停から顕鏡寺を経て石老山に登り、大明神展望台にまわって「プレジャー・フォレスト前」バス停に降りるコースです。山と渓谷社『神奈川県の山』によれば、歩行距離:7㌔、累積標高差:+575m/-564m。出会ったハイカーはわずか5人(中年夫婦と単独の中高年男性3人)、高尾山とは大違い、静かな、というより静かすぎるハイキングでした。

マップ2、クリックで拡大マップ1、クリップで拡大ポピュラーなコースですが、コースの詳細とコースタイムを地図(右)とポイントの写真(リンク)で紹介します。地図は国土地理院の2万5千分の1地形図(与瀬・青野原)に書き込みを入れたものです。

【石老山入口バス停~石老山山頂】
相模湖駅から津久井神奈交バス三ヶ木行(湖21or22系統)に乗車し石老山入口で下車(所要約8分)。バスを降りたらちょっと戻って信号を渡る(8:55)。広い舗装道路をしばらく進むと、道は二つに分かれ右の狭い道に入る。すぐ小さな橋(唐沢橋)を渡り、橋の先のY字路を“左”に行く。阿津川に沿って行くと右に相模湖病院が見え、左に[石老山表参道入口]の大きな案内板が立っている。そこで右の階段を上がる石畳の表参道
病院の横を通り、石畳の参道(←写真)を中腹にある顕鏡寺へ行く。“表参道”というより“登山道”のイメージである。顕鏡寺まではモチロン車が走れる道も通じている。屏風岩(切通し)を過ぎると山道となり、木立の中、いくつもの奇岩・大岩が現れる。やがて顕鏡寺真下の石段となり、それを登る(9:35)。顕鏡寺の大銀杏
顕鏡寺は歴史が深く落ち着いた風情あるお寺。境内もそこそこに広い。門の脇には県下一高いというイチョウが立っている(写真→)。本堂横にある丸太を削った長いイスの端っこを借りて、(早朝に家を出たので)本日2度目の朝食を摂る。顕鏡寺からは門前左手の石段を上がり、顕鏡寺を開いた源海上人(岩若丸)が住居したという岩窟の前を通り、朱の鳥居をくぐる(10:05)。道の勾配は急となり、杉木立の中に再び奇岩群が現れる。一つ一つに名前と説明が付いている。飯綱権現神社奥の院を守るように立つ擁護岩(雷電岩)、東に視界が開けた八方岩を過ぎる。
融合平への緩やかな道奇岩群は八方岩で終わり、勾配も緩やかな樹林帯の道になった(←写真)。しばらく歩くと、融合平見晴台(10:35)。標高570mの融合平見晴台からは相模湖と奥高尾山稜の展望がすばらしい。融合平見晴台から相模湖と奥高尾山稜、クリックで拡大
立派なベンチがいくつか置かれている。顕鏡寺で大休止中、後から来て先に出た中年の夫婦が出発すると、見晴台には誰もいなくなった。小休止のあと私も腰を上げる(10:45)。融合平からのなだらかな道
融合平から勾配はさらになだらか。それ、とははっきりはしない尾根道が続く(←写真)。山頂手前の小台地と登山道やがて、頭を赤いペンキで塗られた石柱が立つ狭い台地を越え(写真→)、そこからすこし下って登り返し、石老山山頂に到着した(11:15)。

【石老山山頂】
石老山山頂ガイドブックや登山地図、山頂の案内板にも石老山の標高は694.3mとあるが、これは、山頂から大明神展望台・篠原方面に2,3分下ったところにある三角点の標高。実際には702mで、わずかだが700mを越えている(写真→)。
展望は南側のみ。というより、展望のために南側の木を伐採してしまったようだ。「道志みち」を隔てて、蛭ヶ岳を主峰とする丹沢主脈が堂々とした山容を見せ、その右、大室山と御正体山の間に、幸運なことに、山頂に雲を被ってはいるが富士山が望めた。 石老山山頂から丹沢の山々、クリックで拡大石老山山頂から富士山、クリックで拡大富士山のアップ、クリックで拡大ヒコーキ雲、石老山山頂で、クリックで拡大
登山地図によれば、この先1時間20分で、高塚山という山まで往復できそうだが、ここで昼食を含めた大休止を決め込む。防寒兼用のカッパは着たが、フリースは不要の暖かさである。
例の中年ご夫婦は私の到着と同時に大明神展望台(あるいは篠原かも)へ下山し、大きなベンチが数脚ある広い山頂は、私と似た歳の男性と私の二人だけ。その御仁が融合平方面へ降り、一人、コンビニ弁当を食べていると、今度はすこし年配の男性が登ってきた。しかし、彼は長居することなく来た道を引き返し、また一人。三人目はスニーカーとショルダーバックの中年男。顕鏡寺に来たついでにひょいと登ってきたという感じ。
そろそろ下山と思うころ、一条のヒコーキ雲が青空に流れた。それを写真に撮り()、中年男を一人山頂に残し、大明神展望台へ向かう(12:05)。

【石老山山頂~大明神展望台】
三等三角点石老山山頂から緩やかな下りまずほとんど平坦な下り。(写真→)、登山道脇の三等三角点を確認して、それを過ぎるとすぐ大明神展望台・篠原分岐篠原へ下ると、石砂山(いしざれやま)を経て「道志みち」の伏馬田入口バス停まで2時間と45分である。分岐からの急坂
分岐から、篠原への道を左に分け、急坂を高度差にして80mぐらい下る(←写真)。その後は緩やかなアップダウン。常緑樹と落葉樹の尾根道右斜面(東側)はスギなどの常緑樹、左斜面(西側)は雑木の落葉樹という対照的な樹相の尾根道だ(写真→)。5つ目か6つ目のコブが大明神山(標高551m)。台地状の山頂には山名を記した木注や木板もなく、赤い祠と朽ちかけた小さなベンチが一脚あるだけの寂しい小広場。石老山を出てから誰にも会っていない。
立派な展望台とベンチがある大明神展望台はそこから一度下って上った10分ほどの、石老山からは50分ところだった(12:55)。

【大明神展望台】
北:高尾山から陣馬山へと続く長い稜線、クリップで拡大西、クリックで拡大南:大室山と丹沢山塊・道志山塊、クリックで拡大東:石老山、クリックで拡大大明神展望台からはほぼ360度の展望。
北は相模湖と高尾山・城山・小仏峠・景信山から陣馬山へと続く長い稜線。西南から南は丹沢山塊や道志山塊、大室山。富士山は雲に隠れてしまった。東南に石老山。西側はさっぱり分からないが、“超”幸運に恵まれれば、南アルプスが見えるらしい。

【大明神展望台~プレジャー・フォレストバス停】
木立の下の穏やかな道岩が露出したジグザグの急坂大明神展望台から鼠坂(ねん坂)へ、東尾根の急坂を下る(13:15)。2万5千図には北尾根に付いた道があるが見当たらず。道は谷スジに変わり、石がゴツゴツと露出した荒れた道(写真→)や山腹の細い道(写真→)を下る。勾配があり、登るには少々険しい道だ。
やがて林道に出て(13:40)一息つく。右手にキャンプ場の施設を垣間見ながら、緩やかに下ると箕石橋(キャンプ場入口)(13:50)。林道は一般車通行止めだった。そこからは集落の中の舗装道路を歩き、プレジャー・フォレストバス停に到着(14:05)。
「プレジャー・フォレスト前」は旧名称「ピクニックランド前」で、「石老山入口」の一つ相模湖駅寄りのバス停です。

【石老山登山道の奇岩群】
道志岩窟力試岩・文殊岩駒立岩屏風岩顕鏡寺表参道
屏風岩、仁王岩(阿吽岩)…省略、駒立岩、力試岩・文殊岩、道志岩窟
鏡岩吉野岩擁護岩(奥の院)八方岩顕鏡寺~八方岩
蓮華岩・大天狗岩…省略、鏡岩・小天狗岩、吉野岩、擁護岩(雷電岩)、八方岩

※お詫び…大量の迷惑コメントばかりなので、コメントを受け付けないことにしました。ご了承ください。
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