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小田原は横浜に最も近い城下町らしい城下町で、昔は小さな漁村にすぎず、今は人口だけは大坂より多い横浜にはない風情がある。ちなみに、人口で横浜が大阪を抜いたのは1978年(昭和53年)のこと、というから驚き。市内のごくごく一部を除き、大半は旧態依然、お世辞にもきれいな町とはいえない。小田原にはよく出かける。今日(4月30日)は身延山の帰り(3月26日)以来である。

鳥かつ楼駅からすこし離れた某スーパーに車をおき(買い物はチャントする) 、まず、国際通り南の端にある『鳥かつ楼』で昼食。『鳥かつ楼』は最近知った店で、入るのは初めて。ランチの小田原丼が人気らしいが、贅沢に雉焼き重(妻)とうな重(私)を注文する。“鳥”とつくが、「うなぎ」は、全国区の『うなぎ百撰』 のメンバーとかで、もちろん美味しかったが、雉焼き重が格別だった。
千度小路『鳥かつ楼』を出て、さらに南へ。「千度小路」うろこき籠常身延山のブログでも書いたが、千度小路は老舗の水産物店が並ぶ通り。『籠常』で鰹節を買い、店頭に超安売りの夏みかんを並べていた『籠清?』で、おでん種ならぬ夏みかんを買う。蒲鉾屋、例えば『うろこき』、はいつも前を通り過ぎるだけである。

自宅を出たときは、大雄山線とバスで新緑が美しいであろう最乗寺に行くつもりであったが、『鳥かつ楼』のご主人から、今、サツキ(ツツジ)やフジなど小田原城が綺麗と聞き、北条氏の居城であった小田原城に行くことにする。
小田原城~堀と桜十数年前は真っ直ぐ天守閣を目指したが、今日はぐるりとお城を巡る。思ったより広い。千度小路を西に進み、突き当たりT字路を右折、1号線を渡ってお堀端通り。正面入口から城内に入る。 御感の藤~幹スペーサー10x72御感の藤~藤棚御感の藤とツツジいったん南入口を出たところが藤棚。名を「御感の藤」といい、大正天皇が感嘆したことから付いたそうだ。花房は五分といったところ。樹齢二百年という老木で、曲がりくねった幹がみごとだった。『鳥かつ楼』のご主人のお勧めの構図~サツキを手前にフジを後ろに~で写真を撮る。
小田原城~天守閣再び城内に入り、本丸広場の側面のサツキを見(まだ三分ていど)、岡西遊園地の横を通って(“豆”汽車がなかなか立派)、本丸広場で休憩。天守閣は仰ぎ見ただけで、千度小路で買った夏みかんを食べ、城を出、小田原駅(東口)の繁華街へ。
前回は臨時休業だった甘味喫茶『岡西』(魚国ビル前)でおはぎ3種(あんこ・きなこ・ごま)と串だんご(みたらし・あん)をゲットし、スーパーで買い物をして帰る。
ところで、小田原城の現在の天守閣は鉄筋コンクリート造り(昭和35年、1960年復元)だが、気になったのは、宝永三年(1706)に再建されたものを、明治三年(1870)に“廃城”したという記述。廃城とは??? また、こんなところに象さんが、と驚いたウメ子が亡くなったのは知っていたが、それは平成21年でつい最近のことだった。ウメ子さんはいったい幾つだったのだろう。
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地形図守屋山…諏訪湖の南、茅野市との境に近い伊那市(高遠町)にある。山そのものが諏訪大社のご神体という。守屋山と諏訪湖の間にある諏訪大社に本殿がないのはそのゆえだそうだ。その有難い山に登った(4月13日)。予定は立石登山口から、地元の守屋さんという方が独力で切り開いたという立石コース登り、座禅草コースを杖突峠に下る周回である。
※国土地理院の二万五千分の一地形図には立石コースは記載されておらず、また昭文社の山と高原地図にも守屋山はカバーされていない。例えばブログ『守屋山(立石コース)』にかなり詳しいイラストマップが紹介されている。 

久しぶりに車中泊をして、早朝、道の駅「はくしゅう」を発つ(5:00)。国道20号から国道152号、ヘヤピンカーブの急坂を上がると「峠の茶屋」。小さな展望所が設けられていたが、ナント入場料(100円)が必要! しかも早朝で入口が施錠されている。入口から柵越しに八ヶ岳連峰を見て杖突峠に向かう。

立石コース駐車場立石コース登山口杖突峠にはバンガロー風の小屋と広い駐車場があったが、トイレは見当たらず。立石コースの入口はそこから1㌔半ほど行ったところである。車は廃業したレストラン前の空き地を使わせてもらう(同じ敷地にあるリゾート開発会社も今は営業していないらしい) 。大きな除雪車が2台停まっていた。簡易トイレが1基、まさかの時には便利だが、トイレは峠の茶屋にある公衆トイレを利用したほうがよい。
旧リゾート開発会社の前にバス停(立石)があり、時刻表によると、高遠行と茅野行が それぞれ 午前・午後2便づつだった。立石コースはそのバス停のちょっと茅野寄りから始まる(7:00)。大きな指導標が立っているので見過ごすことはない。林道をしばらく進み、作業小屋?があるところで林道と別れ、山道に入る。
仙丈ヶ岳(立石)雑木の林の中をジグザグに登っていくと、南アルプスの女王・仙丈ヶ岳が木の間に見え隠れするようになり、視界が開けた「立石」からその全貌が見えた。“女王”はまだ厚い白いコートをまとっている。 岩巡りコーススペーサー1鬼ヶ城スペーサー2浅間の滝スペーサー再び雑木の林となり、「岩巡りコース」と書いた手書きの案内板の前を過ぎる。立札が無ければ気づかない「十文字岩」。何故か「平成のビーナス」と名づけられた大岩。巨岩が並ぶ「鬼ヶ城」はその名にふさわしい。続いて「浅間の滝」は、今は 岩壁をチョロチョロと水が流れ落ちるだけだった。
合流点前岳滝から右側の斜面を上がって尾根に出、尾根をジグザグに登ると小広場となる(8:10-8:15)。[←守屋山へ、前岳休処]と書かれた、やはり手書きの板が幹にぶら下がっている。地形図に“1514.7m”とある地点。そこから再びジグザグの登りがあって、守屋山(東峰)から東に延びる尾根に上がり(8:30)、杖突峠からの道と合流。杖突峠への道は まだ かなり雪が残っていた。この分では、帰りも立石コースを下ったほうがいいかもしれない。

守屋山東峰東峰から西峰へ合流点から一登りで東峰に到着(1631.2m、8:40)。八ヶ岳連峰から反時計まわりに北アルプス中央アルプス南アルプス。評判どおりの大展望で、ここからは百名山の三分の1が見えるという。かなり霞んでいたが、北アは諏訪湖を前景に鹿島槍白馬三山まで望むことができた。南アは荒川三山赤石。蓼科山と霧ヶ峰(車山)の間(大門峠)からはうまい具合に浅間山、南八ツ・編笠山の斜面の後ろには奥秩父の金峰山も見える。
守屋山西峰スペーサー4ラビットハウススペーサー3元気になる木スペーサー2守屋神社奥宮スペーサー1守屋山は双耳峰、西峰へ向かう。すぐ頑丈な鉄柵に囲まれた守屋神社奥宮があった。何でも、守屋山は雨乞い祈願の山だそうで、雨乞いでは奥宮の石祠を谷に突き落とし神を怒らせて雨を降らせたという。鉄柵は石祠を落とされないようにするためだそうだ。みごとな枝振りの“元気になる木”ブナの一種があり、中峰を越え(中峰にはカモシカがよくそこに立つというカモシカ岩がある)、避難小屋でもあるラビットハウスを過ぎると、東峰から20分で広々とした山頂の西峰(1650.3m)。ここからの展望も素晴らしく、とくに東峰からは西峰に隠されていた御嶽山がよく見えた。また、西峰には高度順で37位を誇る一等三角点がある。

昼食を摂っていると『お騒がせします』といって一人の年配に男性が登ってきた。背には大きなリュック。森林組合の許可を得て山頂の木を伐採に来た人だった。カラマツ以外は切るという。おかげで“展望"が楽しめるわけだ。
チェーンソーで作業にとりかかる前、いろいろ話しをしてくれた。立石コースを作った守屋さんのこと。この一帯では以前はマツタケがよく採れて、伊那の小学校ではマツタケが給食に出たこと。杖突峠の道は雪解けでグチャグチャ、ところどころアイスバーンもあること(これで帰路も立石コースと決まり)など。昨日が最高だったが今日もいい天気、初めて来た私たちはハッピィだということ。天気が悪くてもツァー客が登ってくるということなど。
東峰に戻る。途中(彼に勧められて)ラビットハウスを見物した。丈夫なブロック造りで、内部はきれいに整頓されている。壁には山名を書き込んだ丹念なパノラマのスケッチ、寒暖計もあって3℃を示していた。ノートには登山者やの書き込みと守屋さんご自身のメモ。守屋さんの守屋山登山は1500回を越え、最近はお歳(80歳以上?)のためペースは落ちているが、ノートによれば、今年もすでに100以上登っておられた。
東峰で稀有な大展望を 再度 楽しんで立石コースを下った(11:00-11:55)。

守屋山からの展望
①八ヶ岳連峰と蓼科山スペーサー1②八ヶ岳連峰主稜スペーサー2③浅間山スペーサー3①東峰から八ヶ岳連峰と蓼科山、その山座同定はこちら。②西峰から赤岳など八ヶ岳主稜、その山座同定はこちら。③西峰から浅間山遠望、その山座同定はこちら
④南アルプス北部⑤甲斐駒ヶ岳と北岳⑥北岳と仙丈ヶ岳⑦南アルプス南部④西峰から南アルプス(甲斐駒・北岳・仙丈)、その山座同定はこちら。⑤西峰から甲斐駒ヶ岳・北岳。⑥西峰から北岳・仙丈ヶ岳。⑦東峰から南アルプス(塩見岳以南)、その山座同定はこちら
⑧北アルプススペーサー1⑨槍・穂高連峰スペーサー2⑩後立山連峰スペーサー3⑧東峰から北アルプス全望、その山座同定はこちら。⑨東峰から北アルプス槍・穂高連峰、その山座同定はこちら。⑩東峰から北アルプス後立山連峰、その山座同定はこちら
⑪中央アルプススペーサー1⑫御嶽山スペーサー2⑬乗鞍岳と御嶽山スペーサー3⑪西峰から木曾駒ヶ岳など中央アルプス、その山座同定はこちら。⑫西峰から御嶽山、その山座同定はこちら。⑬西峰から乗鞍岳と御嶽山。

高遠町から中央アルプス高遠城址はサクラの名所。下山後、高遠町を往復する。ところがサクラはまだまだ。今年はどこも開花が遅れている。しかし、日程が決まっている観光バスが駐車場に列を成していた。700円/日の駐車料金を払うのは馬鹿馬鹿しい。しばらく走りまわって、「しんわの丘・ローズガーデン」という高台から中央アルプスの山並みを眺めることができた。
その後、国道152号を杖突峠方面に戻り、国道16号沿いの道の駅「信州蔦木宿」で温泉に立ち寄って横浜に戻った。
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