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プロファイルに、「東北山紀行が中心」、と謳いながら飯豊山と朝日岳に登ったことがない。どちらも東北を代表する名峰である。朝日は小朝日岳までは登ったことがあるが(『朝日連峰(小朝日岳)の紅葉』)が、夢は大朝日岳から以東岳まで連峰の大縦走。アルパインツアーへの参加を考えたが、私たちの実力ではついていけそうにないスケジュールだったので、古寺鉱泉から主峰:大朝日岳を“マイペース”でピストンすることにした。
それでも、昨秋以来、大きな登山をしていない足腰で、いきなり、累積で1500mを越える標高差を登ろうというのはいささか無茶。事前に鳥海山に登って(標高差1000m~1200m)、“高度順応”ならぬ“身体を山に慣らす”ことにした。

2001年以来、毎年のように登っている鳥海山だが、アクセスのしやすさから 最近は 鉾立口からの象潟ルートばかり。今回は8年ぶりとなる湯ノ台ルートを選んだ。湯ノ台は象潟ルートと違い、アップダウンの少ない直登ルートであり(標高差1000m未満)、雪渓歩きも味わえる面白いルート。また象潟ルートのように、石を敷き詰めた“人工的な”道でないので、歩きやすく膝への負担が少ない。

高速道路の割引率が最大となるのは0時~4時の時間帯。それを利用するため、前夜 東北道に入り那須高原SAで仮眠、29日(日)3時過ぎ、鳥海高原ライン(遊佐町)を終点まで上がる。この時間になると、山頂の御室小屋に泊まって下山した登山者だろう、駐車スペースも空きが出る。道路上にも駐めている車もあるところを見ると、午前中は満車“以上”の状態であったに違いない。
駐車場から20分ほど歩き滝ノ小屋。今夜はここに泊まる。利用するのは初めて。管理人(瀬川さん)一人という素朴な山小屋で、北アルプスのそれとは違った風情がある。簡単ながら食事も出る。宿泊客は10名ほど、それぞれ2,3人の小パーティだった。こっけいだったのは、いつもカレーでは・・・と、瀬川さんがせっかく作ったモツ煮込みのご婦人方の評判がよくなく、前夜の残りというカレーが売れていたこと。彼は また カレーに戻そうとぼやいていた。

滝の小屋~河原宿1(白糸ノ滝)滝の小屋翌朝(30日)455、瀬川さんに見送られて出発。雪解け水で水量を増した沢を渡り 時に 沢を歩き、八丁坂の登りにかかる。小屋の名前の元になった白糸ノ滝もまだ水量豊か。オオハナウドとトウゲブキ滝の小屋~河原宿2八丁坂は緩やかな草原で、オヤマハナウド(ハクサンボウフウかも)とトウゲブキが咲き乱れ、中にクルマユリやハクサンフウロ、ハクサンシャジンが色を添えている。やがて、中腹に大きな雪渓を残した緑深い山が現れた。心字雪渓と外輪山の一ピーク:伏拝岳である。
河原宿小屋から心字雪渓と伏拝岳滝ノ小屋から1時間と20河原宿小屋に到着。小屋は開いていなかった。瀬川さんの話では、河原宿小屋と山頂の御室小屋はたいへんに寒いので、開いている期間はごく短いとのこと。滝ノ小屋も要予約である。トイレは使用可、バイオ処理の綺麗な水洗式トイレだった。ここで朝食&休憩(6:12-6:47)。その間にも、滝ノ小屋で顔なじみとなったパーティや、駐車場から直接来た(と思われる)登山者が短い休憩をとっては つぎつぎに 先を目指して行く。
8年前、小屋の周辺には、コバイケイソウやチングルマなど美しいお花畑が広がっていた記憶がある。そのことをテラスで休んでいた単独行の男性(地元の人で私より2つ若かった)に話すと、かって 草原にはニッコウキスゲがたくさん咲いていたが、今ではササにすっかり駆逐されてしまった、と嘆いていた。ササとシカは美しい山を荒らす二大加害者である。

心字雪渓大雪路2(河原宿小屋と月山)心字雪渓大雪路1河原宿小屋からしばらく河原を進み、心字雪渓大雪路の末端に着く。心字雪渓とは、その残雪模様が“心”の字のように見えることから付けられた。アイゼンを付け、雪の上を進む。このアイゼンは、前々日、千葉に住む孫たちの顔を見に寄ったさい 急遽 購入した最も軽いもの。雪渓上にルートを示す目印はなく、頼りは前を行くパーティの踏み跡である。まだ朝早いせいか、雪はぞんがい固い。アイゼンなしではちょっと難儀しそうだが、雪渓の左側に側道があって“雪”を避けることもできる。その場合でも、上方で 一度は 雪渓を横切らなければならない。歩みをとめ、ふり返れば河原宿の草原と小屋、山麓を覆う白い雲、そして その雲の先に、月山が 悠然と 長い裾を伸ばしている。
薊坂大雪路から小雪路へ、雪がなくなった登山道にはミヤマキンバイ(ミヤマキンポウゲかも)やチングルマ、ヨツバシオガマなどが咲いている。雪渓の対岸の丘にはニッコウキスゲの群落も見られた。小雪路はトラバースし(ロープが張られている)、薊坂の下に出る(8:59)。 薊坂から鳥海湖と御浜小屋薊坂から心字雪渓と河原宿小屋 ここから伏拝岳まで 間断のない急登が続く。真夏の陽射しを浴びているが、麓から絶えず吹き上げてくる風と眼下に広がる雄大な眺め、そして 足元の花々(ハクサンフウロ、ミヤダイモンジソウ、ミネヤナギなど)のおかげで 暑さを感じない。薊坂の半ばを過ぎると、(象潟コースの)御浜小屋と鳥海湖が見えた。鳥海湖の雪はほとんど消えている。勾配が緩やかになって、滝ノ小屋から 実に 5時間かかって、950伏拝岳(標高2130m)に上がる。コースタイムは3時間10!!、記録によれば、8年前は4時間5だった。
スペーサーチングルマ1(心字雪渓)ミヤマキンバイ(心字雪渓)ヨツバシオガマ1ミヤマダイモンジソウ1(心字雪渓)ハクサンフウロ1(薊坂)ミネヤナギ(薊坂)

伏拝岳から鳥海山・新山伏拝岳伏拝岳で昼食&休憩後(9:50-10:15)、最高点:七高山へ。ここから象潟ルートの外輪コースと重複するので、登山者の数は増えるが、梅雨明け十日にしては少ない(梅雨は5日前に明けたらしい)。行者岳行者岳~七高山1北アルプスは登山者の列が続いていることだろう。
さて、昨年は霧中の歩行となって分からなかったが、今回、いくつかの新発見があった。まず、行者岳の新しい標柱があったこと。外輪山には文殊・伏拝・行者の3つの名前付きのピークがあるが、行者岳の位置ははっきりしなかった。行者岳~七高山2イワヒバリ?つぎに、チョウカイフスマやイワベンケイなどの高山植物が少なくなったように感じられたこと。とくに、鳥海山固有種のチョウカイフスマは即製の石の花壇に保護されていた。また、七高山山頂に真新しい黒い石柱が立てられていたのには驚いた。もっとも、昨年は手前の山頂大物忌神社の下降点でターンしたので、その時 すでに あったかもしれない。
スペーサー七高山七高山から大物忌神社・御室七高山から矢島口コース七高山から百宅口コース<七高山山頂の新しい石柱、七高山から矢島口コース、百宅口コースなど>
スペーサーハクサンフウロ2(伏拝岳~七高山)チョウカイフスマとイワブクロ(伏拝岳~七高山)イワブクロとアゲハチョウ(伏拝岳~七高山)チョウカイフスマ(七高山~伏拝岳)イワギキョウ(七高山~伏拝岳)
スペーサーチョウカイアザミ(七高山~伏拝岳)ヨツバシオガマ2(七高山~伏拝岳)ミヤマダイモンジソウ2(七高山~伏拝岳)ミヤマリンドウ(七高山~伏拝岳)外輪山のお花畑(七高山~伏拝岳)イワベンケイ(七高山~伏拝岳)

伏拝岳~河原宿2伏拝岳~河原宿1多くの登山者で賑わう七高山山頂(標高2229m)でいっときを過し(10:50-11:15)、来た道を戻る。新山は今回もパス。伏拝岳(11:55-12:00)。雪渓にはガスが出てきたので、小雪路は側道を、大雪路もトラバースして側道を下る。河原宿小屋(14:20-14:45)。女子一人を含む高校生4,5名が河原で休んでいる。いかにも楽しそうで微笑ましい光景である。私も冷たい水で顔を洗い 喉を潤し、最後の下りに備える。
スペーサーウツボグサ(伏拝岳~河原宿)ミツバオウレン(伏拝岳~河原宿)ヒナザクラ(伏拝岳~河原宿)イワイチョウ(伏拝岳~河原宿)チングルマ2(伏拝岳~河原宿)チングルマ3(伏拝岳~河原宿)

河原宿小屋から心字雪渓 帰路、河原宿までは足腰の痛くならず 比較的 順調だったが、やっぱりというか、最後の八丁坂の下り(河原宿~滝ノ小屋)で、とくに太ももからふくはぎまで脚全体が痛くなり、コースタイム(40分)の倍以上かかって、滝ノ小屋に到着(15:50-16:00)。今日は宿泊客はいないようで、瀬川さんは山を下りている。預けておいた余分な荷物を取って、420、駐車場に戻る。
トウゲブキ(滝ノ小屋~河原宿)クルマユリ(河原宿~滝ノ小屋)ハクサンシャジン(河原宿~滝ノ小屋)今夜は酒田では常宿となった「最上屋」に泊まり、明日、古寺鉱泉(朝陽館)に移動、明後日、いよいよ大朝日岳に挑戦する(8月1日)。が、今日の足腰の痛みではどうなることやら・・・である。
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首都圏は長い梅雨の晴れ間が続いている。日本列島の日本海側に北東から南西に延びた梅雨前線は、このまま、小笠原高気圧によって北に押しやられてしまうのだろうか? あるいはいつのまにか消えてなくなってしまうのだろうか? 前者はシャキっとした昔の梅雨明けタイプで、いわゆる(今は死語になりつつある)“梅雨明け十日”といわれる好天が続く。だいたい7月下旬の10日間だった。後者は近年多いハッキリしないタイプで、梅雨明け後も曇ったり晴れたり、晴天が続かない。時には“戻り梅雨”があったりする。どちらにしろ、梅雨が明ければ夏山シーズンの到来となる。

阿部倉山入口 来るべく夏山シーズンに備え?、今日(15日)も三浦半島に出かけた。新逗子駅(9:30)から川久保で交差点を右に折れるまでは11日と同じ。その後 森戸林道入口へは曲がらず直進、阿部倉山への入口へ。後ろを山行スタイルの男性が歩いてくる。同好の士かと期待したが、まっすぐ行ってしまった。南郷上ノ山公園から二子山に登るのだろうか?
阿部倉山分岐阿部倉山はかなりマイナーな山で、冬でも歩く人はほとんどいない。ましてや暑い夏である。結局、上二子山に着くまで誰とも会わず。 阿部倉山~下二子山(倒木)道は11日の南沢ほどではないが、やはりクモの巣に悩まされながらの歩行となった。急登15分で阿部倉山頂への分岐(10:45)。山頂まで往復10分程度だが、山頂は木々に囲まれ、展望もないことも分かっているので(『二子山(三浦半島)』)、パス。分岐からは下り。クモの巣に加え、丈高く伸びた草と道まで張り出した木の枝がさらに歩行を困難にする。 花1阿部倉山~下二子山スペーサー下二子山との鞍部で、倒れた立木に道を塞がれた!! 細かい枝が絡み合い、とても強行突破できそうにないが、その先に道が続いているのが見える。ここで引き返すのはシャク、右側の斜面を回り込み、ナントカ歩道に出ることができた。 下二子山チョウチョスペーサー
赤い花が咲いている。小さい 弱々しげな花だが、緑一色の中のたった一つの赤い花だったので、気持ちが和む。不明の道を左から合わせ、小さいピークを越えて下二子山に到着(11:20)。標高206m。山頂は木立の中の広場で展望ナシ。座るベンチもなく、立ったまま吹き抜ける風に しばし 身をおく。モンシロチョウが1匹、一箇所だけある白い花のまわりを飛び回っている。山道に入って初めて出会った“生き物”なので愛着が湧く。ヘビやトカゲ、小さな虫はいただろうが。カメラを構え、羽根を開いたところを狙ったが、撮らせてくれなかった。

下二子山~上二子山から上二子山花2上二子山へそんなこんなで、下二子山山頂に10分ほどもいて、600㍍先の上二子山へ(11:30)。道はようやく歩きやすくなった。木々の葉が暑い陽射しを遮り、海に近いせいか 始終 風が通る。 上二子山展望台から1上二子山展望台から2スペーサー
連休中日、お昼時の上二子山山頂(208m)は、一組の団体、何組かの二人連れ、何人かの単独の人でそこそこに賑わっていた。いちばん元気な(騒がしい)のはやはり団体組。十数名のこの団体、ほとんどが いわゆる オバサン方だったのでなおさら。誰かがどこそこの百名山に登ったとき・・・と言い出すと、いっせいに応答が返ってくる。聞くつもりはないが、声が大きいので いやでも 耳に入ってくるのである。その他の人たちは みんな 静かに語らい、静かに 食事あるいは休憩している。
展望台に上がり、居合わせたご夫婦とひとしきり談笑。家は鷹取山の近くで、箱根の山はよく登るという。展望はランドマークタワーが辛うじて見える程度。東京スカイツリーは、見えればベイブリッジとつばさ橋の間であるが、その目印となる橋が見えない。団体組が下山し(その時も どっちに降りるかで ひとしきり 賑やかだった)、静かになった展望台下の礎石の一つをベンチに(山頂には 一等三角点があるが ベンチや休憩所はない)、お昼を食べ(今日はアンパンとコーヒー)、山頂をあとにする(12:25)。

砲台道との分岐まず、南郷上ノ山公園(上ノ山とは上二子山のこと)へ下りる広い道(砲台道)と分かれ、JR東逗子・沼間/森戸川方面の細い山道に入る。ここは予定通り。分岐点の標識が壊れていた(以前の状況はこちら)。 森戸林道終点へ1(北尾根との分岐)森戸林道終点へ2森戸林道終点へ3森戸林道終点へ4スペーサー次いで、JR東逗子・沼間(北尾根)と分かれ、森戸川・長柄口へ。ここも予定通り。以前“通行止め”の立札があった分岐である(以前の状況はこちら)。ここから初めて歩く道だったが、けっこう踏まれている道らしい。数人と会った(いずれも単独行)。沢を渡ったり、沢の中を歩いたり、また ロープも張ってあるところも数箇所と、なかなか野趣のあるコースである。
森戸林道終点へ7(南沢分岐)森戸林道終点へ6森戸林道終点へ5(中尾根分岐)このあと 予定は、(A)途中から中尾根に進み(先日行けなかった南中峠・斜十字路を経て)安針塚駅へ (B)林道終点まで下り新逗子駅  森戸林道終点だが、3つの山(阿部倉と上下二子)に登り 少々 疲れ気味。気持ちは(A)に傾いていた。『三浦アルプストレッキングガイド』によれば 中尾根への道が2本あるが、1つしか分からず、その道は ちょっと 入ったところに“立入禁止”の立札が立っていた。理由は転落死亡事故があったから(いつのことかは分からない)。ネットでも、中尾根はかなり厳しいコースという記事が多かったが、“立入禁止”なら、ロープを張っておくなど、もっと強く主張すべきだろう。立札の文言もヘン…『このさき転落死亡事故あり。危険のため立入禁止。二人で山に入るのはやめましょう(逗子市)』 二人・・・誰かのイタズラ?
林道終点で一息つき(13:00-13:20)、森戸林道を新逗子へ。森戸林道には珍しい野鳥がくるのだろうか? 三脚に500㍉以上と思われる長望遠レンズをセットして、待ち構えているカメラマンを必ず見るが、今日の一人はスワロフスキーの望遠鏡まで持っていたのには驚いた。野鳥?撮影のカメラマンやふつうの散策のグループなどで、今日の森戸林道は往来が多かった。
梅雨の晴れ間 というより、晴天・曇天の中に雨天があるという感じの梅雨。最近は 春や秋の長雨のほうが、梅雨時より、雨量が多いのではないか、という気さえする。もっとも 九州は大雨でたいへんなことになっているが・・・
天気といえば『気象予報士』。どうもこの気象予報士という職種が分からない。観測データや計算データ、さらに 予報の“ヒナ型”も予報官という専門家が作成したものだ(ろう)から、まさか『晴れ』を『雨』というわけにはいかないだろうが、予報に“個性”がない。大雨が予想されれば「土砂崩れや河川の氾濫に注意」などと定言句を並べるだけである。“個性”を出したいのだろうか? なかには “断定的な”表現を使う、はずれた理由をこと細かに説明する士もいる。それも、高気圧が思ったより南を通ったので晴れたとか、大した理由ではない。また 今日は洗濯日和ですとか、傘は折りたたみでいいとか、外出は長袖を着たほうがいいとか、などは個人の判断にまかせればでいいことだ。予報は“予報”、予報の本質を忘れてはいけない。昔の気象庁予報官(OB?)の予報は もっと“味”というか“重み”があった。今でも アナウンサーがニュースのあとに、要点を簡明に伝えるときも多い。台風情報しかり。情報源は気象庁だから、予報士でもなくても、天気予報は伝えられるのである。
気象予報士は合格率5㌫前後の難関というが、それだけ希望者も多いということだろう。ちなみに 気象予報士は全国で2885人(2010.5.1現在)もいるそうだ。

今日(11日)の天気図を見ると 日本の中心に大きな高気圧があり、梅雨前線はそのまわりを大きく蛇行している。梅雨時にしては珍しい気圧配置である。その高気圧は 次第に勢力が弱まるとともに 東に移動するという予想だが、好天は今日一日はもつだろう。
礼文・利尻(5月下旬)に行ったあとどこにも出かけていない。並木周辺の散歩にも飽いた。フトコロ具合はさびしい。そこで 時期的には チョー不適期だが、最も安上がりで済む三浦半島を歩くことにした。そんなにまでして出かけた理由の一つは、FC2ブログは無投稿が1月続くとスポンサーサイトの広告が載ってしまうことである。

ひと汗かいて着いた能見台の駅に最初にきた電車は新逗子行き。新逗子から便利なのは大楠山、武山、二子山などだが、大楠山と武山は登山口まで、電車賃より高いバスに乗らなければならないので落選。山は暑かろうで二子山も落ち、(森戸川に沿った)森戸林道が残る。林道終点からは南沢または中尾根を乳頭山に登り、半島東側の田浦か安針塚に下りるつもりで 暑い街中を歩き始める(10:30)。

新逗子駅~森戸林道入口③新逗子駅~森戸林道入口②新逗子駅~森戸林道入口①桜山トンネルを抜け、長柄交差点で逗葉新道に左折する。逗葉新道は逗子市が 長年 無料開放を求めてきたが、公社が首をタテに振らないのだそうだ。というのは、県道路公社の私道で、営業収支率200%という“ドル箱”路線であるのがその理由らしい。(有料区間は長柄交差点から1.8㌔先で、細かく言えばそこまでは県道311号)
森戸林道入口森戸林道へは川久保交差点(新逗子から2㌔)で右に入るが、交差点の手前200㍍のところにコンビニ(ローソン)がある。そこで、ペットボトルといなり弁当を仕入れた。交差点を右折後、逗葉新道と平行に200㍍ほど進み、阿部倉山を正面に見て右折。直進すれば 気づきにくいが、阿部倉山・二子山への登山口がある(何の表示もない)。しばらく住宅地を進むと(600~700㍍)、森戸林道入口(11:30)。入口には頑丈なゲートがあり、錠がかかっていた。関係者以外立入禁止の札も。2年ほど前、逆に歩いたとき、崩落箇所があり大量の落石が道を塞いでいたが、その影響かもしれない。

森戸林道①森戸林道②森戸林道③ゲートの横をすり抜けて林道に入る。 スペーサー森戸林道⑤森戸林道④森戸川、美しいせせらぎとはいえないが、緑陰と涼風が心地よい。崩落箇所の落石はきれいに片づけられていた。高架の下を通る。地図によれば、橋の両側はトンネルである。道端に、以前は気がつかなかったベンチが4つ並んでいた。まだ新しいところをみると、最近 設置されたのかもしれない。 森戸林道終点林道終点から南尾根に上がる道スペーサー入口から約2㌔、林道終点に到着(12:05)。林道終点は広場になっていて、丸太のベンチが3つほど置いてある。突き当たりに 南尾根に上がる道がある。下ったことがあるが、短くも厳しい坂だった。先人が一人、いちばん立派なベンチで休んでいた。彼が去ったあと そのベンチに移って昼食 ・・・ 昼食後、腰をあげたまさにそのとき、まだ うら若い女性がやってきた。
林道終点から二子山・南沢分岐林道終点から二子山or南沢へ進む道林道終点の河原三浦半島で、若い女性の一人歩きは珍しい。が、軽く会釈しただけで、河原へ下り 沢を渡って、二子山への道を左に分け、南沢沿いに進む(12:30)。南沢は未体験ゾーン、ここから二子山のルートも歩いたことがない。頼りは京浜急行の『三浦アルプストレッキングガイド』。それによれば、南中峠を経て乳頭山まで およそ1時間、20分のところに桜山休憩所というのがある。
桜山休憩所楽な道・良い道でないだろうことは 覚悟の上だったが、それを越える悪路だった。丸太のベンチが ポツンと 一つ置いてあるところを過ぎ(実はこれが桜山休憩所だった!!、沢を二度渡るまではそこそこの道。しかし その後がたいへん。沢が“歩道”になっているところは滑りやすく(水量は大したことはなかったが 雨後はとても歩けないだろう)、沢に沿った側道はクモの巣との格闘。ところどころでは 倒木をくぐりあるいは越えてゆく。林道終点から3,40分も歩いただろうか? ついに前進極めて困難な状況に陥った。どこかの時点で 沢沿いから尾根(中尾根)に上がるはずだが、生い茂った草で道を失ったのかもしれない。もっと時期がよいときに 逆方向からルートを探索することにして、今回はギブアップ。

林道終点へ戻り始めてほどなく、ナント 先ほどの女性がこちらに向かってくる! こんな“難路”を一人で、勇気あるお嬢さんだと驚いていたら、彼女、林道終点から二子山に登り、砲台道(上ノ山公園への道)を下るルートと信じて歩いてきたらしい。つまり、始めの数歩から道を間違えたのである。この先ますます“難路”になりますヨと教えたら、こんなひどい道をまた戻るのと言いながら しぶしぶ 踵を返したが、さすがに若く 足腰がしっかりしている。またたくまに 姿が見えなくなった。
林道終点の河原で、ちょうど 二子山方面から下りてきた 10名ほどの中高年組と出くわした。その中のリーダーらしき人に聞くと、その道はそんなに悪くはないという。まあ これだけの人が歩いてきたのだから、南沢の道ほどではないことはたしかだろう。しかし このパーティ、河原を渡らず南沢の方に進みはじめた。最後尾の人に、念のため、林道終点はこっちですガというと、戻ってきた。案外、リーダーの話は信用できないかもしれない。一度、この足で歩いてみることだ。
林道終点で15分ほど休憩し(13:30-13:45)、また 森戸林道を歩いて新逗子駅に戻る。目的未達で気分的にも落ち込んだ炎天下の帰路は 余計 疲れた。
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