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早春の箱根・明神ヶ岳に登った。明神ヶ岳は昨秋についで2度目。高低差800m・歩行距離4㌔は、冬ごもりでなまった足腰のトレーニング開始にはちょうど良い。朝からの曇り空に期待はしていなかったが、頂上からの眺望は前衛・金時山がやっと。真白き富士の峯は拝めなかった。富士が見えない明神ヶ岳登山はその楽しみが半減するが、土曜日(19日)とあって、山は若い男女が多く明るい雰囲気、高齢者は我々ぐらいだった。
地形図スペーサー最乗寺境内に咲くシャクナゲを鑑賞し、明神橋を渡る(写真①、9:50)。道はすぐ急登の山道となる。尾根沿いに上がって鬱蒼とした杉林の中を進む。やや緩くはなったものの勾配はきつい。荒れた林道を横切る(写真②、10:20)。標高は470m、奥の院より30mほど高い。 ①明神橋②林道1③林道2スペーサー続いて、25分後、再び林道を横切る(写真③、標高640m)。やはり荒れているが、地形図によれば、初めの林道が延びてきたものではないようだ。
④見晴小屋⑤見晴小屋~神明水「登り始めはゆっくり」が登山の鉄則だが、ペースが上がらぬまま、途中、若いパーティ数組に抜かれて見晴小屋に到着(写真④、10:50)。“見晴”…といっても、展望は南にわずかに開けている程度。 ⑦神明水⑥見晴小屋~神明水「食べ物と水の補給はこまめに」も登山の鉄則、おにぎりを1個ほおばって出発(11:05)。道は緩やかになり、やがてパッと前方が開けた(写真⑤)。「ススキヶ原」というらしい。スミレ、ミツバツツジ、コブシ、キブシなどに混じって、桜がチラホラとまだ咲いているのは標高が高いからだろうか。 ⑧神明水~明神水スペーサー中には、咲いてまもないと見えるものも(写真⑥)。神明水を過ぎ(写真⑦、11:30)、しばらく登ると、また森を切り開いた平坦な道(写真⑧、11:45)。この“空間”は山火事のさいの延焼を防止するためかと思っていたが、そうではないようだ。昔、温泉を掘ろうとして資材運搬用ケーブルを設置したその傷跡らしい。 ⑮資材用設備の残骸2⑮資材用設備の残骸1スペーサー肝心の温泉は出なかったそうで、鉄塔やリフトが“至る所”に野晒しになっている。『緑を大切にしましょう』、一方で自然環境保護の看板を立てながら、一方で企業の儲け追及行為は看過、行政とはいい加減なものだ。(写真⇒)
⑨分岐1⑩分岐2単調な荒れた道、雨が降れば泥んこになること間違いなし、層雲(おぼろ雲)が全天を覆う空模様、山頂からの展望はまず望めない・・・、気が乗らずペースは落ちるばかり。“相棒”とはどんどん離れてゆく。見晴小屋を後に発った二人組にも追い抜かれた。
明神水(写真を撮る元気なし)を過ぎ、明神ヶ岳・明星ヶ岳分岐(写真⑨、12:40-12:50)。ここで、再度エネルギーを補給し、頂上を目指す。直登ルートは道が深く抉れて歩きづらいので、とくに下り、明星ヶ岳方向へ、通称「尾根道ルート」へ大きく迂回する。明神ヶ岳の登山道は、概して、雨と人とによってできたV字型・U字形になっているところが多い。
⑪明神ヶ岳、神山・大涌谷⑪明神ヶ岳、金時山次の分岐を右折すると(写真⑩、12:56)、すぐ展望が開けた。箱根中央火口丘が霞んでいる。それから尾根伝いに歩いて、登山口から3時間15もかかって明神ヶ岳山頂に着いた(写真⑪、13:05)。(昭文社タイムは2時間40⑫明神ヶ岳~明神水⑬明神水
明神ヶ岳(標高1169M)は18万年前、標高2700mもあった火山の内部が噴火によって空洞化し陥没、その時取り残された周囲の一部だそうだ。ぜんざい&コーヒータイム後、下山した(写真⑫,⑬、13:30-15:45)。

⑭花1⑭花2、スミレ⑭花3、コブシ⑭花4、キブシ⑯最乗寺のシャクナゲ1⑯最乗寺のシャクナゲ1スペーサー【明神ヶ岳の花】クサボケ?。スミレ、スミレにもいろいろあるが。コブシ。キブシ。シャクナゲ(最乗寺境内)。その他マメザクラ(フジザクラ)

最乗寺奥の院から山道が延びており、その入口に明神ヶ岳・明星ヶ岳への道標がある(明神ヶ岳まで3時間20)。果たして行けるのだろうか? 社務所で尋ねると「行けると思いますが、かなり分かりにくいのではないでしょうか 私は(明神ヶ岳に)登ったことはありません」と、心もとない返事だった。
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三浦半島は山と海の半島である。山はおおかた歩いた。海岸にも足を延ばそうかと、図書館から樋口一郎著『湘南・三浦半島、山から海へ半日ハイク』を借りた。氏は、雑誌『岳人』に「新釈ニッポン百名山」を連載してきた(201312完)。内容は深田百名山を地理的・文化的・行政的な視点から分析、美辞麗句を並べた(だけの)深田久弥のものよりずっと面白い。今回はその『湘南・三浦半島・・・』で知った、鎌倉随一・唯一の“秘境”という番場ヶ谷(ばんばがやつ)である。調べてみると、番場ヶ谷はネットでも参考となるブログがたくさんあった。

地図スペーサー金沢八景から鎌倉駅行バスに乗車(11:15)。本数は少ない。1時間に1~2本しかない。朝比奈バス停で下車し、朝夷奈切通を歩く(11:29-11:57)。番場ヶ谷の最寄のバス停は十二所神社だが、県道23号(環状4号)を相武隧道の手前で県道金沢鎌倉線に左折し、くねくねと朝比奈峠へ上り、鎌倉霊園前を通るバスより、切通しを歩いたほうがずっと気持ちよい。
朝①朝②朝③朝④スペーサー朝夷奈切通は七切通の中で最も歩きがいがある。最も豪快な切通しは釈迦堂切通だろう。
朝⑤スペーサーバス停からすこし戻り右折(朝①、朝夷奈切通の標識がある)、200㍍ほどで山道に入る(朝②)。小規模ながら両壁がスパッと削られた切通しを抜けると(朝③)、熊野神社・かまくら道の分岐(朝④)。静かな佇まいの熊野神社もなかなか良いが今日はパス。 朝⑥朝⑦朝⑧スペーサー分岐からすぐ、朝夷奈一の切通し(朝⑤)。そこからは長い下りに転じるが(朝⑥)、不思議なことに、この下り道は真夏でも流れが絶えない。切通し終点(朝⑦)から人家の間を7,800㍍で県道金沢鎌倉線に出る。出たところに十二所神社バス停がある(朝⑧)。
番③番②番①スペーサー番場ヶ谷へは信号を渡り、「峰本」の先の道を右に入る(番①)。すぐ御坊橋(吉沢川)を渡り(番②)、しばらくして瑞泉寺への分岐を過ぎる(番③)。
番④スペーサー人家が尽きたところが番場ヶ谷の入口、いよいよ“秘境”に足を踏み入れるわけだが(番④、12:20)、入口に停まっている車には出鼻をくじかれた。昨日午後、下見に来た時も別の車が停まっていた! 誰彼となく“駐車場”として利用しているようだ。 番⑦番⑥番⑤スペーサー道は時に沢沿いに、時にすこし開けた草原になる。黒部の“水平歩道”的な箇所では慎重に歩を進める。やがて番場ヶ谷の佳境“滑滝”。 番⑧スペーサー高巻きは、倒木が道を塞いでいてナタでもないかぎり通行不可。沢に下り、一枚岩の“滝”を歩く。流れがカーブして分からなかったが、岸に上がる道は“滝”のほんのちょい先にあった(番⑤-番⑦、12:28)。続いて丸太の橋。丸太を2本組合せただけ(番⑨、12:32)、慎重にというよりへっぴり腰でおそるおそる渡る。
※昨日の下見ではここで引き返した。橋を前詰めに左に急坂がある。鉄網の階段が付いているが、それでも登りづらい。尾根に上がるかと思ったら、鉄塔があって行止りだった。鉄塔のメンテ用だった。下りは上りより苦労した。
番⑩番⑨スペーサーロープを張った“水平歩道”を過ぎると、道は徐々に登りとなり、沢幅は次第に細くなる(番⑨)。頭の上が開け、一人や二人ではない人声が聞こえてきた。天園ハイキングコースに合流。わずか20の静寂の世界が終わった(番⑩、12:40)。

天②分岐天①スペーサー合流した地点は貝吹地蔵を(瑞泉寺・明王院へ)すこし下ったところ(天①)。天園から歩いてくると、番場ヶ谷へのこの分岐は見落としそうだ(写真⇒:分岐)。 天園③天園④スペーサー樋口ブックでは、番場ヶ谷からダイレクトに天園(六国峠)に突き上げているが、そのルートは分からなかった。貝吹地蔵の左を、岩の間を抜けると(天②)、大きな照葉樹の並木道(天③)。天園までの間に鎌倉側に視界が開けたところが一ヵ所あり、緑の中の淡いピンクの桜が山の斜面を飾る風景は、街中の桜にはない風情がある(天④)。
天⑤天⑥スペーサー天園六国峠)到着。展望岩に登り(天⑤、13:07)、いつものように茶屋を素通りし、ゴルフ場のクラブハウス前の大平山の岩に腰掛け昼食。 天⑩天⑧スペーサートンビが数羽、食べ物を狙って上空を旋回しているので、ゆっくり味わってもいられない。もっともただのコンビニ弁当だが(天⑥、13:31)。ここでいつも不思議に思うのは、 天⑪スペーサー国土地理院地形図では大平山の記載は天園のちょっと北側にあるが、クラブハウスのフェンスにも「大平山」の看板がぶら下がっていること。その後、覚園寺分岐では何やら標識取換えの作業中(天⑧、14:06)、十王岩では見事な桜を見(天⑩、14:15)、 花4花3花2花1スペーサー勝上巘(天⑪、14:24)。いっとき休憩し、外人4人組と前後しながら明月院下った。
貝吹地蔵から大平山の道中で


テレビのこと[1]:ここ数年、NHKはナレーターや司会者にタレント、俳優を多用・重用している。彼らが上手ければ、まあよいが、概して発声が悪く聞きづらい。アナウンサーのほうがずっと発声がよい。例えば、私の最も好きな番組の一つ、『コズミックフロント~発見!驚異の大宇宙』のナレーター。全般に不明瞭で、とくに語尾(“です”や“ます”)はほとんど聞こえない。こみいった内容のところはアナウンサーが担当している。彼女の説明は聞きやすいが、彼に変わった途端に聞きづらくなる。この番組は3年目に入っているが、いっこうに上達しない。ちゃんと発声練習をしているのだろうか。またこの番組は性質上理論的・技術的に難しいところが多く、原稿を読むだけのナレーションでは視聴者に伝わりにくい。アナウンサーでなければ専門家を使うべきであろう。彼ぐらいのナレーションできる専門家はいくらでもいる。付け加えれば、私たちは受信料なるものを払っている。外部の人に高い?出演料を払うくらいなら、受信料を下げてほしい。
もう一つ好きな番組『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』は 代々 アナウンサーでまかなっている。それぞれ個性があり、みんな上手である。ことに今の女性アナウンサーの説明は明るく楽しい。
俳優が担当して、いいと思うのは『新日本風土記』の松たか子。たいへん味がある。あの味はアナウンサーには出せない味だろう。番組の始めと中ごろ、終わりだけに出てくる、という構成もよい。

テレビのこと[2]:これは私の好き嫌いによるところ大であるが、平日7前の長い気象情報。今年度こそ変わると期待したが、某気象予報士の続投。もう3、4年続いているだろう。彼の“断定的な”言い方と独特の抑揚・言いまわしが耳に障る。最も奇異になのは「(高気圧・低気圧あるいは前線を)“動かし”ますと…」という表現。まるで自分が高気圧や低気圧を動かしているようだ。「…の動きを見てみると、あるいは予想すると…」が正しい言い方。この言い方、最近、他の気象予報士にも広がっている。第一、天気予報は気象台で元ネタを作っているのだから、アナウンサーがその通りに伝えれば十分であり、実際、ニュースの中でアナウンサーが話していることも多い。BS放送は全部アナウンサーが担当している。今日は洗濯日和とか、折りたたみ傘を持っていけとか、長袖は必要・不要とか、どうでもいい情報が多すぎる。
もっとも、猪熊氏のように、ヒマラマやカラコルムの高峰を目指す登山家がたよりにしている“プロ”の気象予報士もいる。数日後あるいは1週間後のアタック日和を、高い確率でピタリと言い当てる彼は、登頂成功の陰の立役者であろう。
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