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5月下旬(24~31)、新緑と残雪の、岩手山麓、八幡平、秋田駒ヶ岳を逍遥した。

松尾八幡平IC~八幡平温泉郷2松尾八幡平IC~八幡平温泉郷125、松尾八幡平IC(岩手山SAで仮眠)を出て八幡平温泉郷へ。岩手山七滝コース登山口は「県民の森」駐車場を右奥にすこし入った所だった。途中、標識がないので、初めての時は分かりづらい。「七滝コース」はNHK『日本百名山』が登ったコースである。
登山口~七滝2登山口~七滝1岩手山七滝コース登山口spacer登山口(標高620m)からすぐ樹林帯。ミズナラが多いようだ。道幅は林道のように広く、傾斜は緩い。 岩手山七滝1岩手山七滝2spacer七滝へ登山道ルートと林道ルートの分岐があり(選択はむろん登山道)、登山口から40ほどで七滝標高800m)。七滝はルートからちょっとはずれるが、通り過ぎるにはもったない迫力ある滝だった。河原へ下りて、しばしその迫力に浸る。
岩手山七滝コース、七滝~一服峠1岩手山七滝コース、七滝~一服峠2一服峠spacerミズナラに変わってブナが主体の森、陽の光に明るく輝いている。今ならではの美しい光景だ。七滝から1時間、八幡平側の視界が開けた一服峠(標高1000m)に到着。ここで“文字通り”一服(昼食)とする。山頂に登るつもりはもとよりないが、やっと行程の1/3歩いたにすぎない。岩手山はデカイ。
大地獄谷1一服峠~大地獄谷2、左保沢岩手山七滝コース、一服峠~大地獄谷1spacer逍遥継続。勾配がすこし急になり、浅い緑の中に濃い緑の針葉樹(アオモリトドマツ)が混じりはじめた。土橋が架けられた沢を渡る(左保沢標高1130m)。上流側は岩盤を流れ落ちる滝、下流側は七滝がある焼切沢に合流している。 大地獄谷2、黒倉山大地獄谷3、八幡平spacer
樹高が低くなり、登山道の状況も一変。湿地帯のような中に白い岩場が露出している。“白”は湯の華、一服峠から1時間余、大地獄谷に取り付いたようだ(標高1250m)。 八幡平ハイツspacer
右に荒々しい山肌の黒倉山が迫り、振り返れば、U字形の視界に、まだ残雪豊かな八幡平の展望。足元にはミズバショウの小群生があった。いつぞや上から見た二つの湖沼(御苗代湖と御釜湖)探訪は諦め(⇒ブログ)、小休止のあと 来た道を登山口駐車場に戻り(一服峠、七滝でそれぞれ中休憩)、八幡平温泉郷の一つ、八幡平ハイツに向かった。七滝コース登山口発着1042/152
初夏の逍遥の楽しみはブナの新緑ばかりではない。雪解けを待って開いた花々もまた新鮮で可憐。特筆は、ルートのここかしこに小群落を作っていたシラネアオイと、ほぼ途切れることなく続いていたマイヅルソウの大群落。シラネアオイは“森の貴婦人”と呼ばれるにふさわしい高貴にあふれた花である。マイヅルソウはまだ“五厘咲き”、花を見つけるのに苦労した。スミレも多く見られたが、名前の区別がむずかしい。この時期の山旅は久しぶりで、サンカヨウエンレイソウも懐かしかった。
spacerシラネアオイ1、岩手山七滝コースシラネアオイ2、岩手山七滝コースシラネアオイ3、岩手山七滝コースspacerマイヅルソウ1、岩手山七滝コースマイヅルソウ2、岩手山七滝コースマイヅルソウ3、岩手山七滝コース
spacerスミレ1、岩手山七滝コーススミレ2、岩手山七滝コースspacerハルリンドウ、岩手山七滝コースspacerサンカヨウ1、岩手山七滝コースサンカヨウ2、岩手山七滝コースspacerエンレイソウ1、岩手山七滝コースエンレイソウ2、岩手山七滝コース
spacerミズバショウ、岩手山七滝コースspacer白い花、岩手山七滝コース

26、アスピーデラインを見返峠標高1541m)へ。広い駐車場に車はまばら。展望デッキと八幡平パークサービスセンターに寄って、八幡平山頂方面に向かう。八幡平を歩くのは実に16ぶり。その時の、路線バスを利用した“有効な歩き方”は、適当な時刻のバスがなく、今日は見返峠がスタート&ゴール。また、アスピーデラインは県境(岩手県と秋田県)の見返峠で路線が異なるので、プランニングもやっかいである。
八幡平パークサービスセンターから森吉山見返峠~展望台から裏岩手見返峠~展望台から岩手山spacer分岐を右、八幡沼・ガマ沼展望台へ。八幡平山頂は左の方が近い。展望台には至らず、手前の分岐で、岩手山を近望、秋田駒・鳥海山を遠望したあと、八幡沼南周コースに降りる。森吉山はパークサービスセンターから撮ったものである。
見返峠~源太森1見返峠~源太森2見返峠~源太森3、八幡沼spacer道はすぐ雪が深くなった。が、すれ違った中年御夫婦に尋ねると、危険なところはないという。鳥海山心字雪渓以来の雪上歩行に心浮き立つ。木道は完全に雪に埋もれている。目印の旗竿が頼りだ。 見返峠~源太森5見返峠~源太森4、源太分れ岩手山麓に雪はなかった。緯度・高度は変わらないのに、この残雪量の違いは地形のゆえだろうか? 八幡沼に近づき、また離れ、源太分れというT字分岐に来た。左は八幡沼北周、右は源太森。右へ。源太分れ一帯は雪はなかったが、再び残雪豊かなアオモリトドマツの樹林帯に入る。
源太森茶臼岳・安比高原、源太森八幡沼・八幡平、源太森spacer見返峠から1時間源太森標高1595m)に着く。軽い食事を摂り、展望を楽しんだあと、軽アイゼンを装着し、黒谷地を目指す。
源太森~黒谷地spacerしかし、思いのほか距離があり、起伏も大きく、中途で断念。源太森の登りと同様、アオモリトドマツの森の逍遥路でなかなか良かったが… 早春の樹氷はさぞかしであろうが、問題はここまでの“あし”である。
陵雲荘から八幡沼陵雲荘源太森~八幡沼spacer帰路は源太分れから八幡沼を北周。陵雲荘(立派な避難小屋)に立ち寄り、テラスから八幡沼を眺め(いい眺め)、 展望台から八幡沼spacer八幡沼・ガマ沼展望台から記憶に残る、但し当時と季節は違うが、八幡沼・源田森・茶臼岳を一望する(これもいい眺め)。展望台から記憶に薄いガマ沼を経て、“いちおう”八幡平山頂を踏む(標高1613m)。
ショウジョウバカマ、鏡沼八幡平山頂ガマ沼spacer山頂の展望台は、当然だが、一新されていた。ナント深田久弥の“駄文”の一節を刻んだ石碑があった。ここからの眺めはパッとしない。山頂から雪に埋もれた“遊歩道”を駐車場に下る。見返峠発着938/1440
松川温泉松楓荘1松川温泉松楓荘2spacer今宵の宿は、岩手山から八幡平に行く途中、田中陽希も泊まった松川温泉松楓荘松楓荘ネコ松楓荘夕食松楓荘温泉2松楓荘温泉1spacer車も入るが、“秘湯”の雰囲気が色濃く漂う。温泉も食事も★★★。ネコちゃんは捨て猫で、玄関の前で泣いていたという。名物の洞窟温泉は崖崩れで閉鎖中だった。

後生掛温泉~毛せん峠4後生掛温泉~毛せん峠3後生掛温泉~毛せん峠2後生掛温泉~毛せん峠1spacer27は秋田駒ヶ岳への移動日。道程100㌔足らずなので、大沼に立ち寄り(大沼温泉は閉館)、後生掛温泉から焼山毛せん峠の中間点まで往復する。水沢温泉郷駒ヶ岳温泉到着1445。これで三度目。昼から、この旅初めての雨となる。

横長根出合spacer28745、仙岩トンネルを抜けて秋田駒・国見温泉登山口へ。田沢湖側からは八合目登山口の方がアプローチしやすいが、山行としては国見温泉コースの方がおもしろい。国見温泉登山者駐車場着828標高850m)。出発43。登山道わきのコイワカガミショウジョウバカマなどに癒されながら(写真は帰路)、948横長根出合(標高1175m)。休憩10
横長根~男岳分岐3、女岳横長根~男岳分岐2、田沢湖横長根~男岳分岐1spacer横長根(外輪山)の稜線も花々が咲き誇る。岩手山でも見たシラネアオイ、岩手山では見なかったツバメオモトツマトリソウ。黄色い大群落をアチコチに作っているのはミヤマキンバイ(と、通りがかった自然保護監視員らしき人が教えてくれた)。 男岳分岐~ムーミン谷spacer
1047男岳横岳分岐標高1350m)から馬場ノ小径に降りる。ロープで仕切られた“歩道”の両斜面は、今は黒々とした砂礫だが、半月もするとタカネスミレ、続いてコマクサで彩られる。
カルデラ(愛称『ムーミン谷』)に降り立つ。雪が融けたところには、早や、チングルマが一つ二つと開いている。しかし、谷の大部分はまだ真っ白。駒池もその手前の小池(カタガリ泉水?)も雪に覆われていた。当初、男岳横岳の稜線に上がり、馬ノ背から横岳・大焼砂に周回するつもりだったが、稜線への岩壁は雪が付いている。数日前、滑落事故もあったらしい。木道が現れている岩壁の基部で大休止し(11:30-12:00)、引き返すことにする。休んでいると、男岳十六羅漢の方から男性が一人歩いてきた。年配だが、滑り止めが付いたゴム長の足取りはしっかり、出で立ちもプロ風。聞けば 元監視員という。道理でである。
中生保内口から御坪に上がり、金十郎尾根を藪漕ぎしてきた。御坪~男岳の草刈りはまだだが、御坪~横長根は草は刈られているとのこと。田沢湖側からムーミン谷へのアプローチとして中生保内は頭にあったが、あとで調べると、登山口までの林道が車高が高くないと難儀するらしく、“マイ”カーでは難しいことが分かった。
帰路は大焼砂をすこし往復し、横長根出合1438、国見温泉登山者駐車場着1543、同発165。宿は駒ヶ岳温泉連泊である。

ヒメタケノコ、横長根出合spacerところで、山旅に携行しているカメラはFUJIFILMのXF1だが、頻発する不具合に手を焼いてきた。半年から1年の間隔で“レンズ制御エラー”を起し、昨年9月、『雲ノ平』の貴重な思い出を台無しにしたのを契機に、販売店の“力”で機種交換してもらった。その交換したカメラが、ナント1年足らずで、同様の“レンズ制御エラー”が起こし始めた!! 絞り優先・シャッター速度優先・マニュアル設定、果ては動画など、あの手・この手を尽くしたが、ついに撮影不可能となった。従って 秋田駒以降の写真は少ない。また あっても出来栄えは悪い。帰路の横長根~国見温泉はパートナーのケータイで撮ったもの(私のケータイはカメラレス!!
※三度目のエラーを起こしたあとも、はじめメーカーに電話、機種交換を頼んだが、対応は それまでと変わらず、修理センターに送るようにとの一点張りだったので販売店に電話、その日のうちにメーカーから機種交換するのと連絡してきた。さすが販売店の威光は強い。
ツバメオモトツマトリソウシラネアオイ1シラネアオイ2シラネアオイ3spacerミヤマキンバイ、秋田駒ヶ岳
ショウジョウバカマミネザクラ?キスミレ?サンカヨウコイワカガミ1spacerコイワカガミ2?、秋田駒ヶ岳?、秋田駒ヶ岳spacer左の写真はケータイで撮影

五重塔と爺杉、羽黒山spacer29は駒ヶ岳温泉から鶴岡へ。鶴岡公園(鶴岡城址)、荘内神社、藤沢周平記念館、藩校致道館などを観る、宿は酒田の定宿最上屋。30国宝羽黒山五重塔。折よく鶴岡市内の幼稚園園児の団体といっしょになり、賑やかに2466段の石段を往復した(園児たちは下りはバス)。二の坂茶屋のおばあさんは御健在だった。宿は鳥海温泉郷の湯楽里ゆらり。31、道の駅「鳥海ふらっと」で安価かつ新鮮野菜を仕入れて、一路、並木の自宅に戻る。

※カメラ後日談:帰宅後、販売店に電話。第一希望はXF1を引き取りの上 新しいカメラを購入、その際 メーカ・機種を問わず。第二希望はXF1の後継機もしくはFUJIFILMの異なる機種。結果は1時間足らずのうちに回答があり、結果は第一希望通りとなった。真に“水戸黄門の印籠”である。数日後 新しいカメラを購入した。Lumix DMC-LX100。ファインダー撮影も可能な点が大きなポイント。ほんらいは一眼レフが好き。最近の一眼レフはいくぶん小型軽量化になったが、それ以上に私の老化の進度が早く、山旅に携行するには重すぎる。
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2015.05.18 COSTA VICTRIA
関内尾上町での所用が待ち時間も含め1時間ほどで済み、お昼には早すぎるので、時間潰しと腹ごなしに、新港埠頭(みなとみらい)まで往復することにする。しかし・・・
PACFIC VENUSとCOSTA VICTORIA横浜港赤レンガ倉庫パークスペーサ 大桟橋にわりと大きな客船が停泊しているようだ。横浜港の入船・出船は市港湾局のホームページで日時を知ることができるが、QueenElizabethⅢのとき(⇒ブログ)がそうであったように、いつもイキアタリバッタリである。円形歩道橋に上がると、向こう山下公園側にも客船が見えるそちらはずっと大きい。昼食の時間が遅くなるが(店は馬車道の中華と決めているので)、これは大桟橋まで行かずばなるまい。
COSTA VICTORIACOSTA VICTORIACOSTA VICTORIAスペーサ赤レンガ倉庫パークから象の鼻パークへ、象の鼻パークから大桟橋屋上(クジラの背中)へ。巨船の名はCOSTA VICTRIA。船首を陸側に向けて停泊している。クイーンエリザベス級の大きさはあるが、見物客はさほど多くない。ついでに、みなとみらい側の客船はPACFIC VENUS。大桟橋から馬車道に戻ろうとするころ、乗客の下船可能のアナウンスが聞こえてきた(日本語)。何時に着岸したのだろう?
予定どおりの店(味雅、お気に入りの店がもう一軒ある。紅花)で予定どおりのメニュー(豚角煮ゴハン、麺類も旨い)の遅いお昼を食べ、福祉パス(バスとシーサイドライン)を使って自宅に戻る。

インターネットを見ると、COSTA VICTRIAコスタ・ヴィクトリア)は本日1230着岸し、17には離岸するらしい。イタリアに本社をおくコスタ・クルーズの客船。総トン数75,166㌧、全長252.9㍍、船客定員1928名。クイーン・エリザベスⅢ(90,400総㌧、294㍍、2092名)よりは一回り小さいが、巨船である。ちなみに、飛鳥Ⅱは50,142総㌧、全長241㍍、旅客定員960人。みなとみらい側に停泊していたのは日本のPACFIC VENUSぱしふぃっくびいなす)で、26,518総㌧、全長183.4㍍、乗客定員696名。やはり今日10入港し、16には出港する。
17出港ということは東京湾、リネツ金沢沖を通る船影を見られるかもしれない。コンテナ船や貨物船はよく見ることができるが、大型客船の出港は夜が多く、めったに見るチャンスはない。沖合を通るのは6前後と予想し、5過ぎ、双眼鏡も携えてリネツ金沢に行く(自転車で20ぐらい)。ここはゴミ焼却を利用した温水プールがあるが、高齢者割引でも400円と安くない。外のベンチに腰掛けて、東京湾を行き交う船や羽田に着陸する飛行機をボケーッと眺めるだけである。 待つこと30、530過ぎ、COSTA VICTORIAらしき船影がアクアライン(大気が澄む冬場には見える)の方向に現れた。正面に見える新日鐵君津や東電富津火力発電所をバックに巨体はゆうゆうと進む。能力は23㌩(1㌩≒2㌔/h)だが、東京湾内は12㌩に制限されている。巨船はやがて東京湾観音(肉眼ではどうにか見えた)の前を通り、一隻の船と交叉、房総半島の丘陵を背に浦賀水道へ消えていった。行き先は韓国インチョンである。およそ50間のドラマだった。
スペーサ東京湾を行くCOSTA VICTORIA1東京湾を行くCOSTA VICTORIA2東京湾を行くCOSTA VICTORIA3東京湾を行くCOSTA VICTORIA4
スペーサ東京湾を行くCOSTA VICTORIA5東京湾を行くCOSTA VICTORIA6東京湾を行くCOSTA VICTORIA7東京湾を行くCOSTA VICTORIA8
スペーサ東京湾を行くCOSTA VICTORIA9東京湾を行くCOSTA VICTORIA10東京湾を行くCOSTA VICTORIA11東京湾を行くCOSTA VICTORIA12
尾白川渓谷マップスペーサ、タテ尾白川渓谷を歩いた。二度目だが七年ぶり。時期は同じ5月。あれからもう七年も経ったのか? トレッキングコースにしては厳しい道で、滑落事故も起きているよし。七年後はとても歩けないだろう。日常の一コマ一コマで、短い“余生”を感じさせられる。 甲斐駒ヶ岳と残月スペーサ、タテ
前泊の道の駅「はくしゅう」から尾白川渓谷駐車場へ。駐車場はかなりの数の車で埋まっていたが、空きはじゅうぶんあった。渓谷トレッキングで、さほど人に会わなかったところをみると、多くは、日本一、二の急登黒戸尾根から甲斐駒を目指したのだろうか?
ヤマツツジヤマフジ駐車場(8:15)から2,300㍍で、森の中にひっそりと建つ駒ヶ岳神社。駒ヶ岳神社は2つある。ここは竹宇(ちくう)駒ヶ岳神社。他は横手駒ヶ岳神社。尾白川からはすこし離れている。 駒ヶ岳神社スペーサ、タテ建立は270年前というから、歴史は比較的新しい。立派な神楽殿がある。毎年412神楽が行われるそうだ。いただけないのは、やんごとなきお方が登ったというので立てられたバカでかい登頂記念碑。石碑は駐車場にもあった。
吊り橋釣り人スペーサ、タテ本殿脇の吊橋で尾白川を渡る。橋の下には釣り人二人。橋を渡り、すこし登ったところで、尾白川渓谷渓谷道と尾根道に分かれる。 尾白川渓谷道2尾白川渓谷道1尾根道はその先で甲斐駒黒戸尾根コースと分かれる。渓谷道に進む。鉄製の桟橋を下り、渓流沿いへ。桟橋はかなり年期が入っている。冒頭書いたように、渓谷道はかなり険しい道だ。油断禁物、慎重に歩く。
尾白川渓谷道3、千ヶ淵スペーサ、タテほどなく最初のポイント千ヶ淵。洞窟のような所に深いグリーンの水を湛え、その奥に滝が流れ落ちる幻想的な景観。ここまでは家族連れや観光客で賑わうそうだが、今日は誰もいなかった。しかし、尾白川渓谷の真髄はここからだ。いっそう心もとない階段の桟橋を昇り、淵の上部に上がる。
尾白川渓谷道4、新緑と苔尾白川渓谷道6尾白川渓谷道7、三ノ滝スペーサ、タテ甲斐駒ヶ岳を源とする尾白(おじら)川は、黒戸尾根と日向山の間を西から東へ流れる。終点の不動滝まで90、一般者はそこまで、その先は沢歩き・沢登りの世界だ。 尾白川渓谷道8、岩に根を張る木尾白川渓谷道9、花尾白川渓谷道5、花スペーサ、タテ小尾根に上がってすぐ、道は尾根道と渓谷道に分かれる。尾根道をまっすぐ行けば神蛇滝になるらしい。渓谷へ、トラバースするように斜面を下る。左を見上げれば“旬”の新緑、右を見下ろせば飛沫をあげる渓流。大きな岩を抱えるように根を張った木があった。「倒るるモノ、岩をも掴む」であるが、この岩は賢い。よほどの雨風・地震でもないかぎり、倒れることはないだろう。

尾白川渓谷道11尾白川渓谷道10、旭滝上尾白川渓谷道9、旭滝?スペーサ、タテ鎖が懸けられた歩道、鉄の桟橋、三ノ滝、無名滝と過ぎ、第二のポイント旭滝。旭滝はルートを離れ、河原に下りて見ることができる。というより、河原に下りないと見ることができない。ルートに戻り、斜面を登り、しばらくすると第三のポイント百合ヶ淵
尾白川渓谷道12、百合ヶ淵スペーサ、タテ私が立っているところはかなりの高み、じっと見ていると吸い込まれそうな感覚になる。
面前にそそり立つ巨大な屏風状の岩が「グドバ岩」で、このあたりは野猿のホームグラウンドでもある。(帰路の尾根道で数匹見かけた)  尾白川渓谷道13スペーサ、タテある日一人の行者が登っていくと、一輪の山百合の花が川瀬に止まった。しばらくすると、花は静かに沈んで、そこにはポッカリと大きな穴があき 満々と 水を湛え始めた。行者は甘い香りに浸り一刻の深い眠りに誘われた、という・・・説明板より。 尾白川渓谷道14、神蛇滝スペーサ、タテ
そこから狭い尾根を上り、斜面を水平に進むと、本トレッキング一番の見どころ神蛇滝(じんじゃだき)。新緑の中に三段の滝が見える。三段目はほとんど木々に隠れている。“観瀑台”は一枚岩の上。道から丸太の橋を渡らなければならないが、ちょっと勇気がいる。案内板より・・・百合ヶ淵で深い眠りに誘われた行者は目を覚ますと枕辺に龍が現れ『この石を渡り前を見なさい』といった。行者が石を渡り木々の枝を折って前を見るとそこには美しい三段の滝が現われた。行者はあまりの見事さに茫然として眺め、そして自から口走った。『あれが神蛇滝だ。今休んでいるところを龍神平と呼ぼう』
尾白川渓谷道16スペーサ、タテ案内板にあるとおり、滝の手前は平坦な小広場。ほどよい岩の腰掛けもあり、休憩によい。15ほど休む(10:10-10:25)。 不動滝2不動滝1居合わせたのは幼子を背負った数名のパーティが一組。旭滝あたりから前後になっていたが、幼子は、私たちの5番目の孫と同じ年頃の(可愛い)女の子だった。
この先50ほどもある不動滝はパスし、お勧めどおり、尾根ルートを駒ヶ岳神社に戻った。写真は7年前のもの。時期は同時期、5月半ば。滝の前に立派な橋が架かっているが、橋の向こうは行き止まりだった。

鳳凰三山、サントリー白州工場金峰山、サントリー白州工場八ヶ岳連峰、サントリー白州工場スペーサ、タテ横浜に帰る前にサントリー白州工場に行く。お目当てはランチ。 甲斐駒ヶ岳、道の駅~駐車場スペーサ、タテ私たちは初めてだが、尾白川渓谷からサントリーへは定番コースらしい。予約していなかったので、見学は博物館だけ。展望塔から北に八ヶ岳連峰と奥秩父の名峰金峰山、南に鳳凰三山を見る。甲斐駒ヶ岳は前衛の山に隠されて見えない。写真は道の駅~駐車場の途中、撮ったもの。
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