上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
今日(24)の目的地は鳥海だが、まだお昼を過ぎたばかり。思いつきで、湯殿山神社に寄ってみようと、月山道路から湯殿山有料道路に入る。ところが、ほどなくロープが張ってあって先に進めない。正面に人気がない大きな建物。2012年の豪雪で損傷した建物が未だ復旧せず、休業中の「湯殿山宿舎ゆどのやま」だった。また、湯殿山有料道路は11月上旬~4月下旬冬季閉鎖 月山道路の入口にそれなりの標示があればよいのに不親切、あるいは通行止めは毎年のことなので常識ということか。

とって返し羽黒山へ。いつも使わせていただいている「いでは文化記念館」に車を停め(記念館は休館日)、羽黒山神社に行く。困ったときの羽黒山?
羽黒山・神橋羽黒山須賀の滝スペーサ、タテ神橋を渡り、須賀の滝を見る。初冬の参道は小雨降る空模様にも影響されてか、参拝者は数えるほど。樹齢1000年を越えるといわれる天然記念物爺スギを拝む。そして、薄暗い杉木立の中に国宝五重塔が立っている。 五重塔から爺杉爺杉と五重塔羽黒山爺杉スペーサ、タテ千年変わらぬ風景、イヤ江戸時代まではその周囲には数多くの仏教伽藍があったが、明治政府の蛮行(廃仏毀釈)により悉くたたき壊された。日本中どこのお寺に行ってもこのような五重塔はないだろう。体内に大国主命を祀られ羽黒山に於ける“地位”は末社。彼は自分も皆とともに破壊されればよかったと思っているかもしれない。

羽黒山二の坂茶屋スペーサ、タテ羽黒山五重塔羽黒山五重塔五重塔から本格的な石段の登り。明治以降建てられたのだろう、左右に末社がいくつか並ぶ。ほぼ中ほどにある二の坂茶屋はスッポリ雪囲いされて来春を待っていた。今年もお会いした茶屋のおばあさんは来年も元気に登ってこられるだろうか? 羽黒山山頂鳥居スペーサ、タテ羽黒山三神合祭殿羽黒山三神合祭殿スペーサ、タテ
霧靄の中に赤い鳥居が現れ、羽黒山山頂に到着。隋神門から山頂の神社までは2㌔石段の数2466羽黒山参道スペーサ、タテ「三神合祭殿」は冬仕度の真っ最中。鉄骨を組終り、プラスティックパネルの取付け段階。五重塔は何の雪対策も成されていなかった。もう何年も幾度も見てきたが修理しているのを見たことがない。素木造りで風雪・風雨にはより弱い気がするが、倒壊の心配はないのだろうか?

鳥海山スペーサ、タテ翌朝(25)、鳥海温泉「湯楽里」の食堂で食事中のこと。海上をこちらに向かって十数羽のオオハクチョウが横に並んで飛んでくる。カラスやハトのようにてんでバラバラではない。ちょうど同じ高さ。ゆったりと優雅そのものの飛翔に魅せられた。彼らは「湯楽里」の前で北に向きを変え、今度はタテ一列になって視界から消えていった。宿のスタッフによれば、稲刈りが終わった田んぼへ向かったのだそうだ。カメラを部屋においてきたことが悔やまれた。

劔龍山永泉寺スペーサ、タテチェックアウトし、道の駅「鳥海ふらっと」で新鮮かつ安価な野菜を買込んでから、古刹「永泉寺」(ようせんじ)に行く。永泉寺、山号は剱龍山。慈覚大師が弘仁十四年(823)鳥海山中腹に建てた御堂(鳥海山興聖寺)が前身、永徳二年(1382)源翁和尚が再興。永泉寺と改名し曹洞宗に改宗した。『剱龍山』の由来は、 劔龍山永泉寺スペーサ、タテ
鳥海山麓に恐ろしい毒蛇が庶民を苦しめていることを耳にした慈覚大師が嵯峨絶壁の岩窟で護摩行法に勤め祈祷をしたところ、百日目に毒蛇は真っ二つになり、頭は天に飛去り尾は大師の護摩壇の下に落下した。落伏(ここの地名)はこの伝説が生んだ『尾落臥』から変じたもので、剱龍山は龍(蛇?)の尾に剣があったことから付けられた。
老杉の巨木や松の古木が生い茂り人手を最小限に抑えた庭といい、開山当時そのままの本堂をはじめとする建物といい、独特の雰囲気と情緒がある。朱赤の山門(仁王門)に至る石段(参道)はかなり長く苔に覆われている。仁王像が健在。門を入ると、眷属の狐が一対ではなく一体。妻が、例によって、御朱印を頂こうとしたが、御住職は不在だった。「石造九重層塔」を見るため裏手の山道を登る。九層塔は亀ヶ崎初代城主(志村伊豆守光安)の墳墓。永泉寺には七不思議の伝説が伝えられているが、その雰囲気からそれもうなづける。
スペーサ、タテ永泉寺本堂スペーサ、タテ永泉寺石造九重層塔スペーサ、タテ永泉寺石造九重層塔スペーサ、タテ永泉寺仁王門スペーサ、タテ永泉寺参道

箕輪鮭採捕場箕輪鮭採捕場牛渡川スペーサ、タテ永泉寺から、藤沢周平『義民が駆ける』の舞台となった玉龍寺に向かいかけたが、気が変わり、永泉寺方面へとって返し、国指定史跡丸池様」(湧水)へ。丸池様は牛渡川沿いの箕輪サケ採捕場の裏にあった。牛渡川は鮭の遡上で有名、ちょうどその時期であった。テレビではよく見るが実際を目にするのは初めて。なかなか壮観であった。
丸池丸池丸池スペーサ、タテ丸池は湧水のみを水源とする大きな池(直径20㍍/水深3㍍50㌢)。美しいエメラルドグリーンの水面に周囲の鬱蒼とした原始林がその影を映す。池底に沈んだ倒木は朽ち果つることはなく、神秘的・幽玄的な情景を醸し出している。池畔には鳥海山大物忌神社の末社、丸池神社の本殿と拝殿が建っていた。
割烹さわぐち箕輪鮭採捕場採捕場に寄りイクラを大量に買う。干し鮭(寒風干し)はまだ昨日干し始めたばかりとのことだった。
久しぶりに土門拳記念館に行くつもりだったが、昼から雨または雪という予報に、酒田市内の割烹「さわぐち」で昼定食(鮭ではないが海魚三点、豪華美味で安い)を食べ、早々に山形をあとにした。
月山道や山形道は霙混じりの雨、東北道那須高原SA前後は小雪が舞っていた。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。