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旅行会社のエコツアーを利用し屋久島に行った。旅行期間は4日間(2月19日~22日)だが前後2日は移動日なので実質は2日、第一日は白谷雲水峡と太鼓岩というところを歩き、第二日が縄文杉トレッキングである。社会に出るまで熊本に居たが屋久島には行けずじまい。島の様子がまったく分からないので、宿まで送迎ありのガイド付きのツアーである。

2月19日:屋久島へ
鹿児島~屋久島2(開聞岳)鹿児島~屋久島1(桜島)羽田空港6:35(5分遅延)-8:45(15分遅延)鹿児島空港。ジェット気流が強かったのが遅延の理由。鹿児島空港9:40-10:30鹿児島港南埠頭(高速船ターミナル)。鹿児島空港は霧島山の南西、錦江湾の奥まったところにあり、鹿児島市内からは遠い。桜島の影響だろうか?鹿児島~屋久島3(種子島)鹿児島~屋久島4(屋久島) 鹿児島港12:20-14:10宮之浦港。屋久島航路の高速船(ジェットフォイル)は2社が運航しているが我々のは「ロケット」。座席指定で右舷側だったので薩摩半島を見ながら進む。開聞岳を過ぎ錦江湾の外に出る。波は湾内と変わらぬ静かさ。最高所でも300m足らずの種子島が海面スレスレに長々と延び、それとは対照的な“洋上アルプス”屋久島の上半分は雲を被っていた。
宮之浦港では旅行会社から委託された現地スタッフ(ガイド会社)が出迎え、明日いっしょに歩くらしい二人連れ(親子?)と共に、ツアーの説明やトレッキング上の注意(ストックやアイゼンなどについて)を聞く。明日のガイドは渡辺という人だが、明後日のガイドは未定という。説明のあとスーパー「ヤクデン」に行き行動食を補充、そこまで迎えに来てもらった車で宿に向かう。宿は3泊とも旅荘「美山」、市街(港)からかなり山側に入ったところにあった。

2月20日:白谷雲水峡・太鼓岩トレッキング
マップ~白谷雲水峡8時30分、渡辺さん(ガイド)の車で白谷雲水峡へ。渡辺さんは島の人でバスやタクシーの運転手をしていたが、定年後、請われてガイドの仕事をしているとのこと。およそ30分で白谷雲水峡の入口(白谷広場)。駐車場はかなり広い。 白谷雲水峡1(入口)白谷雲水峡3(飛竜落とし)ガイドブックによれば、こことヤクスギランドの二カ所が屋久島の森を手軽に鑑賞できるところらしい。
9時過ぎ出発する。白谷川の渓流に沿った遊歩道。「憩いの大岩」と名づけられた花崗岩の岩床を歩き、飛竜橋から飛竜落しの滝を見、さつき吊橋を渡ると楠川歩道と呼ばれる登山道となった。
白谷雲水峡4(さつき吊橋)白谷雲水峡5(白谷小屋分岐)緑は次第に深く濃くなり、照葉樹から針葉樹が主体の森に変わる。杉の大木が目立つようになった。屋久島では樹齢千年以上のものを「屋久杉」、それ未満のものを「小杉」というそうだ。そうすると(これまで見た)現存の大木はどれも“小杉”ばかりで、屋久杉の多くは切り株や倒木である。入口から2時間で白谷小屋。トイレと小休止のあと佳境「苔むす森(もののけ姫の森)」に入る。
白谷雲水峡6(もののけ姫の森)白谷雲水峡7(もののけ姫の森)白谷雲水峡8(もののけ姫の森)白谷雲水峡9(もののけ姫の森)苔むす森(もののけ姫の森)
白谷小屋分岐から辻峠付近まで鬱蒼とした原生林の森が続く。岩に付いた苔、その上に降り積もった雪はこの時季ならでは光景。雪が音を吸収するのだろう、森閑とした世界。白谷雲水峡11(もののけ姫の森)白谷雲水峡10(もののけ姫の森)“月に35日降る雨(雪)”が大地に森に与えるのだろう、しっとりとした味わいと潤い。加えて人気の少ない静かさはこの時期ならでは。
以前、ここに『もののけ姫』の看板が立っていた。それと気づかず歩いたハイカーから『もののけ姫の森はどこにあったのか』と尋ねられることが多かったのが設置の理由の一つらしいが、作者からクレームがあったとかで今は撤去されている。。しかし、森の美しさはそんな人間の物欲的な争いとは無縁である。そんなものはむしろ無いほうがよい。
白谷雲水峡12(辻峠)白谷雲水峡13(太鼓岩)白谷雲水峡14(大きなつらら)白谷雲水峡15(辻の岩屋)辻峠で道は2つに分かれる。真っ直ぐ進めば「楠川分れ」で縄文杉トレッキングコースに合流する。左の道を登れば数百㍍で太鼓岩。太鼓岩へ。しかし、太鼓岩は折悪しくガスが湧き上がり、展望はゼロだった。白谷雲水峡17(白妙の滝)白谷雲水峡16(さつき吊橋)
太鼓岩を下り、「辻の岩屋」と称するせり出した巨岩の下で昼食を摂る(14時頃)。
帰りは往路を戻り5時頃白谷広場に戻る。結局、弥生杉と奉行杉は迂回せず、歩行約5㌔/標高差約450m(太鼓岩1050m)のトレッキングだった。

白谷雲水峡a(くぐり杉)白谷雲水峡b(七本杉)上:くぐり杉と七本杉
中:屋久島には約600種のコケがあるそうだ。スギゴケ、ミズゴケ、スナゴケ、サガリゴケ・・・
下:ヒメシャラ、モミ、?、気根杉、二代杉、ヤクシカ
白谷雲水峡c(コケ)白谷雲水峡d(コケ)白谷雲水峡e(コケ)白谷雲水峡f(コケ)白谷雲水峡g(コケ)
白谷雲水峡h(ヒメシャラ)白谷雲水峡i(モミの木)白谷雲水峡j(曲がり杉)白谷雲水峡k(気根杉)白谷雲水峡l(切り株更新)白谷雲水峡m(ヤクシカ)
・屋久島が土壌が浅く杉は根を広く張ることで体を支えている。さらに、幹の途中から根(気根杉)を出して補強しているものもある。気根杉は多く見られた。
・屋久島の杉の世代継承には2形態ある。切り株更新と倒木更新。伐採された株の上に新しい杉が育つ切り株更新は屋久島独特の形態である。
・屋久島のサルとシカは本土のものより一回り小さい。二日のトレッキングでヤクシマザルを見る機会はなかったが、ヤクシカはたびたび目にした。島の人口と変わらないほど生息しているとのこと。

※第二日『縄文杉トレッキング』へ。
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