上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2013.11.12 晩秋の瑞牆山
地形図スペーサー三度目の瑞牆山(みずがきさん)。初回はまだ雪が残る20043、2回目はシャクナゲが咲き誇る20086だった(⇒ブログ)。また、日本アルプスや東北の山に行く機会がなかった今年、初めての2000m峰である。標高2230m、鳥海山の七高山(外輪山最高峰)と同じ。
瑞牆山は全山が花崗岩で形成された岩山で、山頂部は岩峰群が屹立した特異な山容を持つ。瑞牆(瑞垣)とは神社の周囲の垣根のこと。玉垣。
富士見平と富士見平小屋登山口~富士見平登山口スペーサー中央道双葉SAで仮眠し、登山口駐車場を出発したのは840。瑞牆山まで4㌔、標高差は700mだが、途中 天鳥川を徒渉して登り返すので、累積高度差はそれ以上である。 すっかり葉を落としたシラカバの林を抜け、落ち葉に埋もれた林道を横切り、里見坂の急坂をジグザグに登ると、夏は枝葉に遮られてほとんど見えない瑞牆山の岩峰群が目に飛びこんできた。ベンチで長休止後、ミズナラに変わった富士見平への尾根道を登る。950、富士見平小屋が立つ富士見平に到着。黄葉したカラマツ林に包まれた小屋前の広場にはテントが2張。富士見平は金峰山との分岐点でもある。ここから瑞牆山と金峰山の両方に登る健脚家も多いらしい。それぞれ2時間と3時間の行程。
※富士見平小屋は 以前 小屋の管理人が単独行の女性を暴行殺害するという事件があり(1983)、長い間閉鎖されていたが、最近 営業を再開した。但し 食事は要予約である。

富士見平から富士山スペーサー富士見平でもしばし休憩し瑞牆山に向かう。到着したとき、辛うじて見えていた富士山は じき 雲に隠されてしまった。 道は、天鳥川に落ちる飯森山の山腹に付いたほぼ水平な道、 富士見平から瑞牆山へスペーサー富士見平~天鳥川下降点1富士見平~天鳥川下降点2スペーサー樹林の間から瑞牆山が見え隠れする(このあたりの木は針葉樹)。やがて 天鳥川への下降点。小川山への分岐点でもあるが、大きな倒木が道を通せんぼしている。ほとんど廃道のようだ(昭文社の地図は破線表示、国土地理院の地形図にはなし)桃太郎岩天鳥川徒渉点スペーサー天鳥川下降点スペーサー
急坂を100m近く下り天鳥川を渉る。水量はせせらぎ程度。対岸に人工と自然(倒木)のベンチがあり、一休み後(10:35-45)、山頂まで切れ目なく続く急登にかかる(1㌔、500mの上り)。
シャクナゲ天鳥川徒渉点~黒森分岐2天鳥川徒渉点~黒森分岐1スペーサー巨岩「桃太郎岩」の横の鉄製の小さな梯子を昇り、木製の大きな梯子を昇る。樹林帯の中、目印は色あせた赤いリボン。岩場にはたまに赤ペン。“正しい”ルートが意外と分かりにくい。 天鳥川徒渉点~黒森分岐3天鳥川徒渉点~黒森分岐4天鳥川徒渉点~黒森分岐5スペーサー高度をあげるにつれ、シャクナゲが目立つようになってきた。瑞牆山のシャクナゲは有名である。道はいっそう険しく、時に大きな露岩を這い上がる。頭上が明るくなり、天を突く岩峰(大ヤスリ岩?)が現れた。 天鳥川徒渉点~黒森分岐6b border天鳥川徒渉点~黒森分岐6aスペーサーその真下を右へ迂回すると、今度は人一人がやっとの岩の隙間をくぐる(写真→、左は往路で 右は帰路で撮影、天鳥川徒渉点から75
大ヤスリ岩スペーサー後方の景色スペーサー天鳥川徒渉点~黒森分岐7スペーサー天鳥川徒渉点~黒森分岐8
天鳥川徒渉点~黒森分岐9天鳥川徒渉点~黒森分岐10その後も、四苦八苦の登りがしばらく続き黒森(弘法岩)分岐。ここで、植樹祭公園からの登山道(黒森コース)を合わせる。 黒森分岐~瑞牆山頂スペーサー黒森分岐b黒森分岐aスペーサー分岐から平坦な道となって一息もつかの間、鏡餅のような大小二段の石が立ちふさがる。ロープがなければ登るのはとても無理。最後に梯子を昇り、富士見平から2時間30、1240、一枚岩から成る 瑞牆山頂に立った。

①金峰山②富士山方面③瑞牆山頂④南アルプス方面⑤八ヶ岳スペーサー山頂からの眺望は今“二つ”。とくに南側の稜線には雲がかかっていた(②富士山、④南アルプス)。加えて寒い(駐車場が3~4℃だったのでたぶん0℃以下)。15分ほどで下りる。  ①金峰山(きんぷさん、2595m)、五丈石と金峰山小屋のアップはこちら。 ③瑞牆山山頂(2230m) ⑤八ヶ岳連峰、その山座同定はこちら
瑞牆山頂~黒森分岐スペーサー帰路、“鏡餅”を難儀して降り(下りのほうがむずかしい、写真→)、黒森分岐で昼食(13:00-13:25)。以後、天鳥川徒渉点14:55-15:05、富士見平15:35-15:40、登山口駐車場着16時25分。 ①黒森分岐~天鳥川徒渉点②富士見平~登山口
①山腹のカラマツ?の黄葉、そのアップはこちら(黒森分岐から25下ったあたり)。 ②瑞牆山の見納め?、里見坂への下降点で。
増冨鉱泉で暖まり、帰りも双葉SAに1泊。翌朝は今日以上の好天気で、SAから櫛形山の左に白く輝く南アルプス(塩見岳あたり?)が見えていた。登山口の駐車場で、明日は金峰山と云っていた60代前半と思しき男性は、もう出発しただろうか?
過去二度の瑞牆山はそれほど大変とは思わなかったが、今回はメチャメチャ疲れた。幸いじき治ったが、帰路、天鳥川から登りでは右足の痛みも。 70はさまざまな身体機能が落ちる“境目”と、テレビか何かで聞いた(見た)ことがある。私は来年70歳、日頃の鍛錬が大事だが、ただ平地を歩くだけでは不十分。山坂・階段を散歩コースに取り入れなければ、と反省させられた山行だった。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。