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健脚家は1日で、瑞牆山と金峰山の両山に登る。“非”健脚家である私たちは、616から二日と半日をかけて両山を制覇した。今年初めての2000m峰、去年の登り納めも瑞牆山だった。

瑞牆山(616
二万五千図(瑞牆山)スペーサ、タテ双葉SAに前泊し、瑞牆山荘前の県営駐車場出発は9。瑞牆山まで3.8㌔、標高差710mである。一登りで里宮平の斜面を登ると富士見平小屋への稜線、樹間から瑞牆山の特異な岩峰群を垣間見る。美しいミズナラ林の尾根を上り富士見平(9:55)。ここまでは格好のアイドリングである。
登山口稜線から瑞牆山富士見平のミズナラ林富士見平小屋小休止のあと、明日登る予定の金峰山への道と分かれて、左の瑞牆山への道に進む(10:00)。
大ヤスリ岩スペーサ、タテクサリ場登山道(ハシゴ)天鳥川出合スペーサ、タテ小川山の山腹を巻き、瑞牆山を隔てる天鳥川(あまどりがわ)へ下る。天鳥川出合(10:40)、標高1810m、ここからは山頂(2230m)まで、息つくひまもない森林帯の急坂が続く。
休憩のあと、中学生の団体を追って桃太郎岩の横に架かる鉄梯子を昇る。千葉から来たという中学生は90名という大人数で、シャクナゲ4シャクナゲ3シャクナゲ2シャクナゲ1スペーサ、タテ切れ切れの列の間に“一般者”(中学生の表現)が混ざる。木梯子を昇り、大きな岩を鎖をたよりに越える。大ヤスリ岩基部の右側を通過、登山道は「シャクナゲ・ロード」となった。
瑞牆山山頂スペーサ、タテ弘法岩で黒森からの道と合わせ、右折、シャクナゲが茂る道を進み、山頂直下の露岩を(左の)ロープを使ってよじ登る。折から、中高年のグループが下りてきた。一人がロープ(右のロープ)に絡まり身動きがとれなくなった。それを助けている間に、同じグループの人たちが 委細構わず 左のロープを下り始めたので、私自身 しばし 大岩の途中に立往生する羽目となったが 声をかけ 全員の通過を待つことなく、1235、中学生・一般者で大賑わいの瑞牆山山頂の岩畳に上がった。
展望1、金峰山展望2、八ヶ岳展望3、南スペーサ、タテ【山の写真】①金峰山、②八ヶ岳連峰、③大ヤスリ岩と南方の山々。③の後方は茅ヶ岳(左)、金ヶ岳(中)、兎藪(右)。視界が良ければ、その背後に南アルプスも見える。今日は富士山も見えず。
植物1、ヒカリゴケ植物2、キバナノコマノツメ植物3植物4、ミヤマハンショウヅル【花の写真】①ヒカリゴケ、②キバナコマノツメ、③不明、④ミヤマハンショウヅル。①と②は登山道上部で、③と④は山頂で。

下山コースタイム・・・瑞牆山山頂発120、天鳥川出合240分-55、富士見平330-35分、瑞牆山荘前駐車場着415
有井館スペーサ、タテ今宵の宿は駐車場から増冨鉱泉へおよそ2㌔行った『有井館』。部屋にはテレビもない質素な宿であるが、知る人ぞ知るの“登山宿”。私と同い歳の女将の話は興味深く、山菜づくしの夕食-天ぷらと煮物とお浸し-は美味しく、かつ宿代は安い(1泊2食6000円)。庭からは瑞牆山と金峰山がよく見える。



金峰山(617~18
17:有井館~瑞牆山荘前県営駐車場~富士見平~金峰山~金峰山小屋
二万五千図(金峰山)スペーサ、タテ今日は山頂直下の金峰山小屋泊りなので、朝食は定時。815に有井館を出る。登山開始825。駐車場は昨日よりだいぶん空いていた。女将(有井館の)の話では、富士見平から金峰山に登る人は少ないという。瑞牆山登山口駐車場富士見平スペーサ、タテ私たちも、金峰山歴は大弛峠と廻目平から一度づつで、富士見平コースは初めて。富士見平小屋に登山届を提出し、935、いよいよ金峰山を目指し出発。ここから山頂(2599m)まで4.4㌔、標高差786m。
富士見平~大日小屋2富士見平~大日小屋1金峰山登山口スペーサ、タテ道はまず小屋の前から、飯森山の山腹を斜め上にトラバースするように登る。青々とした新緑(ミズナラ?)が美しい。ほどなく尾根に上がり、尾根を直登する。かなりの勾配、脚が重い。富士見平~大日小屋3富士見平~大日小屋4スペーサ、タテ富士見平~大日小屋5富士見平~大日小屋6、鷹見岩分岐スペーサ、タテ富士見平から1時間、高度2000mぐらい、飯森山の南面を巻くようになると、ようやく急登から解放された。樹相はカラマツ?の原生林に変わり、林床には苔がむし、独特の雰囲気がある。鷹見岩分岐から、道は下りとなり(10:20)、淡いピンクのシャクナゲ、アズマシャクナゲというらしい、が現れるようになった。
大日小屋スペーサ、タテ富士見平~大日小屋8、シャクナゲ富士見平~大日小屋7、シャクナゲスペーサ、タテ大日小屋(10:50-11:00)。標高2040m、道はここから上りに転ずる。大日小屋は金峰山で最も古い小屋だそうで、寝具・食料要持参、登山道からすこし下りたところに、ひっそりと建っていた。
大日小屋~大日岩1、シャクナゲ大日小屋~大日岩2、シャクナゲ大日小屋~大日岩3、シャクナゲ大日小屋~大日岩4、シャクナゲ大日小屋~大日岩5、シャクナゲスペーサ、タテ大日小屋から大日岩までは「縦八丁」と呼ばれる、高度差200mの急坂。露岩や木の根、倒木を踏み越えて進む。展望のきかない樹林帯の道だが、シャクナゲの群生が目と心を楽しませる。頭上のシャクナゲだけではない。足元では、大日小屋を出てすぐのところで、マイヅルソウが小さな花をつけ始めていた。その他、黄色い花(キバナコマノツメ)やたくさんの小さな花が一かたまりで咲いている青紫(不明)など。気にはなるが、(パートナーに促されて)写真は帰路。
大日小屋~大日岩7、展望大日小屋~大日岩6、大岩スペーサ、タテ大きな岩が前途に立ちはだかる。たしか女優春馬ゆかりが、まだ残雪深き時期、BS-TBS『日本の名峰・絶景探訪』で難儀したところだ。もちろん一流のガイド付き。大岩の上から振り返って、彼女は白銀の南アルプスの峰々を見る。しかし、今日は厚い雲が展望を隠していた。

大日小屋~大日岩10、イワカガミ大日小屋~大日岩9、イワカガミスペーサ、タテ登り始めて3時間だが、まだ行程の半ば。つかの間の休憩のあと、再び厳しい登りへ。道はさらに石ゴツが大きくかつ多くなった。その岩陰・木陰に、釣鐘状の小さいピンクの花が見える。イワカガミ(コイワカガミ)である イワカガミを見るのは何年ぶりだろう? イワカガミは“岩鏡”、岩場に生え光沢のある葉を鏡に見立てたことによるという。イワカガミは その後 登山道の随所で見る。金峰山が「イワカガミの名所」とは知らなんだ。
大日岩1大日岩2スペーサ、タテ大日岩を右に回り込み、大日小屋から50、1150大日岩の基部に到着(標準タイムは30)。ベンチがあり、ここで昼食。有井館の弁当は塩の効いたおむすびと山菜の漬物であった。大日岩はT分岐地点で、金峰山は右、左は八丁平を経て、瑞牆・金峰二つの“某氏百名山”の挟まれて不遇をかこつ小川山である。
(瑞牆山より高い)標高2418m、(金峰山から眺めると)左右に長い裾野を引く秀麗な山容は多くの“百名山”に引けをとらないと思うが… しかし 小川山の動植物は、“名山”からはずされたおかげで静穏な生活を送ることができ、案外 某氏に感謝しているかもしれない。

砂払いノ頭スペーサ、タテ大日岩~砂払いノ頭2大日岩~砂払いノ頭1スペーサ、タテたっぷり休憩もとって、1210、右の道へ。尾根道だが 相変わらず 石がゴツゴツした樹林帯(シラビソ、コメツガの針葉樹林)の急坂が続く。小さいピーク・15の長休止を経て、砂払いノ頭(2317m、13:45)。瑞牆山、砂払いノ頭イワカガミ、砂払いノ頭千代ノ吹上~五丈岩、砂払いノ頭 スペーサ、タテようやく森林限界となったが展望は不良。梅雨の晴れ間の登山、雨に降られないだけ まだましか。岩場にはイワカガミの可憐な姿、高度が高いからだろう、まだ蕾である。前方を見ると五丈岩(山頂)はまだ3つのピークの先にある。道標によれば金峰山頂まで1時間とあるが…
金峰山小屋分岐千代ノ吹上スペーサ、タテここからはヤセ尾根の岩稜帯。山梨県側は切れ落ちた岩壁、長野県側はハイマツが茂る丘陵。尾根の縁または尾根の左斜面に付いた道は、昭文社の地図には(危)マークになっているが、さほどの恐怖感はない。五丈岩1五丈岩2スペーサ、タテ但し 石ゴツの段差が大きく、両手両足を駆使して登下降する。圧巻の千代ノ吹上(山梨県側は断崖絶壁、標高2497m)、金峰山小屋への巻き道を通過し(14:13)、これでもかという岩場を急登して、ようよう五丈岩の前に立った(15:01)。三角点2595.03、金峰山頂金峰山頂スペーサ、タテ登山口から 実に 6時間35を要した(登山口の表示は4時間10!!)。
五丈岩を畏敬の念をもって しばしの間 見上げる。金峰山山頂はすこし先の高台。が、四方 厚い雲に展望はなく、記念写真と三角点(2595.03m、金峰山は2599m)を撮って、金峰山小屋へ下る(15:14-15:16)。
金峰山頂~金峰山小屋スペーサ、タテ金峰山小屋は180mほど下。屋根が樹林帯の中に見えているが、いっこうに行きつかない。15という表示のところを倍以上かかって到着した(15:55)。金峰山小屋3(就寝前)金峰山小屋2(夕食)金峰山小屋1(到着)スペーサ、タテ先客は10名ほど。今日は20人のツアーが来ることが、予約時の電話で分かっている。定員は60人。
夕食は鶏のソテー、ワイン・スープ付の豪華版。これも『日本の名峰・絶景探訪』で知ったこと。寝室は2階の大部屋ながら、気持ち良い羽ブトン。熟睡できそうだが、明日 午前中 雨という予報。岩場の下りが気懸りだ。隣りは豊田の二人。私たちより十ぐらい若いとはいえ、瑞牆にも登ってきたという健脚御夫婦だった。

18:金峰山小屋~富士見平~県営駐車場~増冨鉱泉~自宅
金峰山小屋5(朝食前)金峰山小屋4(朝食前)スペーサ、タテ早朝、2階の小窓から見る東の空が赤く染まっている。小屋の外に出る。金峰山に上がれば さぞかし 美しかろうが、その元気はない。それに、今からでは、山頂に着くころは、空はすっかり明るくなっていることだろう。金峰山小屋6(出発)スペーサ、タテ
ツアーの一行が出立したあと、ゆっくり朝食をいただく。おかゆとふんだんな漬物とオレンジ。金峰山小屋は朝のメニューもなかなかユニークだ。瑞牆山・八ヶ岳連峰と雲が織りなす幻想的な光景をカメラに納めて、540、帰路につく。金峰山頂は巻いて、千代ノ吹上へ直進。
瑞牆山と八ヶ岳、千代ノ吹上~砂払いノ頭富士山展望、千代ノ吹上南アルプス展望、千代ノ吹上スペーサ、タテ千代ノ吹上61。南アルプス(白峰三山、仙丈ヶ岳、甲斐駒)、富士山、南八ヶ岳(権現岳、赤岳、横岳、硫黄岳)が雲上に浮かぶ。
イワカガミと白峰三山、千代ノ吹上~砂払いノ頭スペーサ、タテ砂払いノ頭614。大展望かつハードな稜線歩きはここまで。幸い雨は降らない。花の写真の上手な撮り方は、ローアングルで背景に空や山を入れることと、NHK『実践!にっぽん百名山』で教えていた。八ヶ岳連峰、砂払いノ頭甲斐駒・仙丈・白峰三山、砂払いノ頭富士山展望、砂払いノ頭スペーサ、タテ左はそれをナントカ“実践”した写真。右は①雲海と岩峰と富士。②南アルプスのアップ(⇒山座同定)。③南八ヶ岳連峰のアップ(⇒山座同定)。
大日岩砂払いノ頭~大日岩、シャクナゲスペーサ、タテ砂払いノ頭からシラビソ、コメツガの樹林帯に入る。シャクナゲもチラホラ。大日岩740-755。ここで軽食&休憩をとっていると、先に小屋を出たはずの豊田の御夫婦が下りてきた。さすが健脚、山頂を踏んできたのである。
大日岩~大日小屋1、シャクナゲ大日岩~大日小屋2、シャクナゲ大日岩~大日小屋3、シャクナゲ大日岩~大日小屋4、ロープを使って下るスペーサ、タテ大日小屋835。大日岩から大日小屋は「シャクナゲ(とイワカガミ)ロード」である。往路で見たマイヅルソウは見つかったが、青紫の花は見つからず。
飯森山南面1、苔むした原生林飯森山南面2、苔むした原生林飯森山南面3、苔むした原生林スペーサ、タテ飯森山南面は苔むした原生林。富士見平小屋富士見平スペーサ、タテ鷹見岩分岐845。富士見平945-10。終始、雨に降られることなく、1030、駐車場に戻る。
有井館に寄って蕎麦を食べ(評判どおりで、素朴な旨みがある)、増冨の湯に入って帰る。
麓(有井館)と山上(金峰山小屋)に泊まって、瑞牆と金峰山に登るプラン、今後の行動パターンも一つになりそうだ。

マイヅルソウ、大日小屋手前大日小屋~大日岩、キバナコマノツメ大日岩~砂払いノ頭、ミヤマカタバミシャクナゲ、砂払いノ頭~大日岩?、金峰山小屋分岐~五丈岩、ハイマツの中にスペーサ、タテ登山道を彩った花々
マイヅルソウ、キバナコマノツメ、ミヤマカタバミ、アズマシャクナゲ、ハイマツの中の白い花
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