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梅雨の晴れ間の7月初め、久方ぶりに秋田駒ヶ岳と鳥海山を訪れた。主目的は秋田駒で、鳥海山は従目的である。

秋田駒ヶ岳(7月2日)
秋田駒を訪れたのは、5年前8月の盆明けと3年前の7月半ば(⇒ブログ1ブログ2)。8月は当然だが、7月も馬場ノ小路(通称“ムーミン谷”)のチングルマの大群落はすでに綿毛になっていて、少々がっかりした。和名である“稚児車”状態のチングルマも風情があるが、やはり、谷を埋め尽くした花を写真ではなくこの👀で見てみたい。

横長根に上がる国見コース登山口道の駅「雫石あねっこ」に前泊。2日早朝、国見コース登山口駐車場(850m)へ。登山口630。1時間弱で横長根(1175m)に上がる(7:29-34)。ここまでは前日トレーニング済み。道々、コイワカガミマイヅルソウゴゼンタチバナアカモノウラジロヨウラクなどの花々が咲いていた(写真は↓)
田沢湖、横長根第二展望台から横長根を行く男岳(ムーミン谷)横岳(大焼砂)分岐スペーサ、タテ 横長根(女岳の外輪山の縁)からはほぼ平坦な道。813男岳横岳分岐[従是右駒草高嶺菫道]とある大焼砂の道と分かれて、“ムーミン谷[左稚児車道]へ下りる。
コマクサ3(ムーミン谷への下り)コマクサ1(ムーミン谷への下り)コマクサ2(ムーミン谷への下り)スペーサ、タテ火山礫の斜面のあちこちにコマクサの株が芽吹き、そのうちのいくつかは蕾や花をつけている。まだ咲いたばかりでひときわ美しい。ほどなく湿原状の草原に降り立った。チングルマの群落2(ムーミン谷)チングルマの群落1(ムーミン谷)∴秋田駒ヶ岳高山植物帯スペーサ、タテお目当ての、綿毛になる前の白い花弁と黄色い雄蕊・雌蕊のチングルマの群落が広がる。感動!! 雪が早く解けたところのチングルマは 早や “稚児車”になっている。
ヒナザクラ(ムーミン谷)ショウジョウバカマ(ムーミン谷)ムシトリスミレ(ムーミン谷)スペーサ、タテチングルマだけではない。可憐なヒナザクラ、ピンクのコイワカガミ、雪解けともに咲くショウジョウバカマ、珍しいムシトリスミレなど。さすが「花の百名山」!! ヒナザクラは遠くの灌木帯の中に、初めて見る大群生を作っていた。コイワカガミはチングルマの中に。ショウジョウバカマはポツンポツンと。

ムーミン谷を行くムーミン谷を行くスペーサ、タテ道が小岳から女岳の裾野へ回り込むと、正面に男岳と五百羅漢が見えてくる。木道が雪に埋もれている。チングルマの群落5*(ムーミン谷)チングルマの群落4(ムーミン谷)チングルマの群落3(ムーミン谷)スペーサ、タテ駒池を過ぎると、さらに大きなチングルマの群落が木道の両側に広がっていた。
シラネアオイとミヤマスミレ(ムーミン谷)スペーサ、タテシラネアオイ1(ムーミン谷)ミヤマスミレ(ムーミン谷)スペーサ、タテ男岳横岳稜線への登りにかかる五百羅漢との分岐点で食事休憩後(9:05-20)、およそ170mの外輪山壁を登る。いつも厳しい登りだが、ここかしこに咲くシラネアオイにその厳しさを半減された。
シラネアオイ2*(ムーミン谷)シラネアオイ3(ムーミン谷)シラネアオイ4(ムーミン谷)シラネアオイ5(ムーミン谷)スペーサ、タテ優雅、清楚…気品に満ちたその美しさは一語では言い表せない。シラネアオイはほんとうに久しぶりで、実に5年前の白神山地の田代岳以来(⇒ブログ3)であった。
ミネザクラ(ムーミン谷)スペーサ、タテまた、1,2本だけだがミネザクラが満開。この時期、桜が見られるとは、登山の面白さの一つである。その他、ミヤマスミレコイワカガミ(ムーミン谷)ミヤマキンポウゲ(ムーミン谷)ミヤマキスミレorタカネスミレ(ムーミン谷)ベニバナイチゴ(ムーミン谷)スペーサ、タテミヤマキスミレ(orタカネスミレ)2色の菫、ミヤマキンポウゲ(黄)、コイワカガミなど。前回は7月24日、この斜面はニッコウキスゲで黄に染められていたが、今日はまだ一輪もない。山の、夏の季節の変化は早い。

稜線(1555m、10:05-10)から阿弥陀池(1520m)に下り、避難小屋がある東端に進む。
阿弥陀池(西側から)外輪の縁から阿弥陀池ムーミン谷(外輪への上り)スペーサ、タテ写真()は、左:外輪山の上りからムーミン谷俯瞰。中:外輪山から阿弥陀池俯瞰、右:阿弥陀池、池を周回する木道には登山者の姿が。阿弥陀池と男女岳チングルマの群落6(阿弥陀池)スペーサ、タテ
写真()は、左:阿弥陀池と男女岳(秋田駒最高峰、1637m)。右:男女岳の裾野のチングルマの大群落
男女岳(おみなだけ)の山頂は一度踏んでいるので(⇒ブログ1)、今回もパスである。
ムシトリスミレ(阿弥陀池)イワイチョウ(阿弥陀池)阿弥陀池(東側から)スペーサ、タテ写真()は阿弥陀池南畔で、左:ムシトリスミレ、中:イワイチョウ。右:避難小屋前から阿弥陀池。 所用を済ませ(とても綺麗な水洗トイレ)、横岳を経て大焼砂へ(10:45)。キバナコマノツメ(横岳~大焼砂)ハクサンシャクナゲ(横岳~大焼砂)コミヤマハンショウヅル(横岳~大焼砂)スペーサ、タテ馬ノ背からの道を合わせる分岐点まではすこしの登りで、あとは平坦な道を200㍍で横岳(1583m、11:05)。ここから6.8㌔、山奥へ進むと池塘群が広がる、訪れる人も少ない千沼ヶ原である。乳頭山からだとずっと近い。 写真()は、左:コミヤマハンショウヅル、中:ハクサンシャクナゲ、右:キバナコマノツメ(orタカネスミレ)

タカネスミレの群生と馬場の小路(横岳~大焼砂)スペーサ、タテ大焼砂(おおやけすな)。“不毛の大地”にも見える礫地に咲いているのはコマクサタカネスミレ(orミヤマキスミレ)。とくに、コマクサは他の植物が生育できない環境に真っ先に進出するコマクサ4(大焼砂)コマクサ5(大焼砂)コマクサ6(大焼砂)コマクサ7(大焼砂)スペーサ、タテパイオニア的植物で、彼らが開拓した土地は やがて 侵入してきた植物に乗っ取られてしまうそうだ。強くて繊細な?植物。
大焼砂を行く大焼砂から馬場の小路大焼砂から横長根スペーサ、タテ柵に保護された大焼砂を行く。柵はもちろん植物のためだが、登山者の道迷い防止にもなっている。ここは強風地帯で、かって、雨も重なり難儀した経験がある。今日は穏やか。
ミネヤナギ(横長根)スペーサ、タテマルバシモツケ1(横長根)マルバシモツケ2(横長根)スペーサ、タテムーミン谷~阿弥陀池~大焼砂を周回し、男岳横岳分岐、1145。ここが“第一”展望台らしい。横長根から田沢湖スペーサ、タテここから低木帯に入り、植生が変わる。目の高さにミネヤナギ(少)、マルバシモツケミヤマカラマツ(カラマツソウ)、ミヤマカラマツ(横長根)ハクサンチドリハクサンボウフウ?オニアザミハクサンチドリハクサンボウフウ?オニアザミ(少)、ハナニガナ(横長根)ゴゼンタチバナ(横長根)ベニバナイチヤクソウ(横長根)スペーサ、タテベニバナイチヤクソウ(こんなところに)。足元にはマイヅルソウ(多)、ゴゼンタチバナ(多)、ハナニガナアカモノand/orコケモモ。

横長根から東の展望スペーサ、タテ横長根・国見温泉下降点(12:25-35)。下降点のほんのすこし先の尾根に、東に展望が開けたところがある。そこで、岩手山?(裾野まで雲に覆われて)を撮影し、国見温泉に下る。登山口に120に戻った。コイワカガミとマイヅルソウ1(国見温泉~横長根)コイワカガミとマイヅルソウ2(国見温泉~横長根)アカモノ(国見温泉~横長根)スペーサ、タテ
<写真(、前日の予行登山時に撮影)イ:コイワカガミ(多)とマイヅルソウ(多)、ロ:コイワカガミマイヅルソウ、ハ:アカモノ(多)、ニ:シロ?イワカガミ、ホ:ウラジロヨウラク
シロコイワカガミ(国見温泉~横長根)ウラジロヨウラク(国見温泉~横長根)スペーサ、タテ下山後、仙岩トンネルを抜けて、水沢温泉郷からすこし奥に入った駒ヶ岳温泉へ。県道からかなり入る(最後はダート)ので場所的に静かで落ち着ける。駒ヶ岳温泉は旧山荘ももしろで、今は鶴の湯温泉の姉妹館。マップ上部マップ下部夕食後(鶴の湯名物「山の芋鍋」付き)、鶴の湯への温泉サービスもあった。当館の温泉もたいへん心地よい。とくに露天風呂。鶴の湯から帰って見上げた煌めく星空もさることながら、温泉前のせせらぎで飛び交う“地上の星”(蛍、天然)のまたたきが実に印象的だった。




鳥海山(7月4日)
鉾立駐車場から鳥海山新山(7月3日撮影)スペーサ、タテ、駒ヶ岳温泉から鉾立駐車場へ移動。鉾立山荘は改修中、今シーズンいっぱい。TDK東雲荘はさすがに当日の予約は無理で、車中泊となる。もっとも、そのつもりで上がってきたのだが(トイレは可)。430と5、ビジターセンターと稲倉山荘、山荘といっても食堂と売店があるのみ、が閉まると、ここで夜を明かす車はまばら、駐車場は急に寂しくなった。
520、出発。空模様はパッとしない。鳥海山も秋田駒同様、花の名山。
奈曾渓谷、鉾立展望台の先から象潟コース(鉾立)登山口遊歩道終点の鉾立展望台から山道になると、いろいろな高山植物が路傍に咲き乱れる。お馴染み、マイヅルソウ、コイワカガミ、ゴゼンタチバナやショウジョウバカマ、キバナコマノツメ、マルバシモツケ、ミヤマツボスミレ。賽ノ河原付近1賽ノ河原付近2スペーサ、タテ
マイヅルソウは至るところに。ショウジョウバカマなどは少数派。ここでもシラネアオイ。初めて見るバイカオウレンとミツバノバイカオウレン。バイカオウレンに似ているが、花びらが6枚の花は? ツマトリソウ?鉾立展望台から鳥海山新山スペーサ、タテ
賽ノ河原に近づくと、石畳の歩道に雪が目立ち始めた。アイゼンは車に置いてきて携行していない。短い雪渓を2つクリヤしたが、三つ目で断念、2年ぶりの鳥海山(⇒ブログ4)は、御浜・鳥海湖までも登ることができなかった。鉾立展望台から鳥海山(新山)を眺め(7:45-7:55)、20099以来の羽黒山(五重塔と出羽三山神社)に向かった。

シラネアオイショウジョウバカマコイワカガミの群落コイワカガミスペーサ、タテシラネアオイ(白根葵)、ショウジョウバカマ(猩々袴)、コイワカガミ(小岩鏡)、コイワカガミ(小岩鏡)
バイカオウレンの群落バイカオウレンミツバノバイカオウレン?ツマトリソウ?スペーサ、タテバイカオウレン(梅花黄蓮)、バイカオウレン(梅花黄蓮)、ミツバノバイカオウレン(三葉の梅花黄蓮)?
マイヅルソウの群落マイヅルソウマイヅルソウマイヅルソウスペーサ、タテマイヅルソウ(舞鶴草)。和名は葉の形や葉脈のようすを鶴が舞っている姿に見立てたもの。
マルバシモツケゴゼンタチバナヒナザクラ?の開き始め?キバナコマノツメミヤマツボスミレスペーサ、タテマルバシモツケ(丸葉丸葉下野)、ゴゼンタチバナ(御前橘)、ヒナザクラ(雛桜)の咲き始め?、キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)、ミヤマツボスミレ(深山坪菫)
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