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3075、北上金ヶ崎PAを発つ。すぐ平泉前沢IC(66㌔)。毛越寺(もうつうじ)を通り過ぎ、一関よりのコンビニ(17㌔)で朝食後、駐車場(町営、無料、2.3㌔)へ。まだ早朝(840)、広々とした駐車車は10台足らず。
毛越寺は奥州藤原氏二代基衡が建設し、三代秀衡によって完成された天台宗の寺院。(毛越寺の起こりは、白鹿伝説によれば、嘉祥三年(850)、慈覚大師円仁が建立した嘉祥寺とされる) 平地七町歩、塔山十五町歩合わせて二十二町歩全てが特別史跡特別名勝の国の二重指定地で、平成二十三年(2011)『平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群』として世界文化遺産に登録された。
毛越寺、入口スペーサ、タテ毛越寺は(私は)二度目。初めては少なくとも前世紀、境内は発掘・復元整備事業の真っ最中だった(1980-1990?)。入口を入り、まっすぐ進む。奥が本堂、右側は広大な大泉ヶ池。 毛越寺、境内の蓮池毛越寺、芭蕉英訳句碑新渡戸稲造が英訳・揮毫した芭蕉の「夏草や…」句碑、あでやかなピンクの花を蓮池を咲かせた蓮池を鑑賞して、本堂へ。毛越寺は創建時の伽藍はすべて焼失し、基壇・礎石・土塁を遺すのみ。 毛越寺、本堂1毛越寺、本堂2スペーサ、タテ本堂は平成元年の建立と新しい。本尊は薬師如来、脇士は日光・月光両菩薩。両菩薩は平安時代の作という。境内で目立つのは松の巨木、その数210本とか。ことに本堂前の巨松には目を見晴らされた。
毛越寺、南大門跡スペーサ、タテ南大門跡。12個の礎石が整然と並ぶ。南大門は毛越寺の正門。 毛越寺、南大門跡から浄土庭園スペーサ、タテ今はなき門をくぐり、浄土庭園・大泉ヶ池の前へ。飾り気のない広々とした景観が清々しく美しい。対岸は借景の塔山、鐘楼跡・経楼跡、常行寺(再建)、金堂円隆寺跡、嘉祥寺跡など。
毛越寺、開山堂スペーサ、タテ時計まわりに池を巡る。池の西の端に建つ開山堂(かい“さん”どう)。毛越寺を開いた慈覚大師円仁(794-864)を祀る。時が経っているようだが、再建年は不明。 毛越寺、講堂跡毛越寺、嘉祥寺跡
池の西北端、嘉祥寺跡。説明に『二代基衡公が工を始め三代秀衡公が完成させた御堂で、その前身は慈覚大師までさかのぼり、寺名は開山時の年号に由来する。…』とある。池畔の経楼跡から講堂跡、金堂円隆寺跡へ。

毛越寺、金堂円隆寺跡スペーサ、タテ金堂円隆寺は基衡が万宝を尽して建立した勅願寺で、吾妻鏡では『吾朝無双』と称せられている。本尊は運慶作の丈六の薬師如来であった。 毛越寺、鐘楼跡から浄土庭園毛越寺、経楼跡から浄土庭園スペーサ、タテ
『毛越寺の中心的な堂で、東西に廊が出て南に折れ、その先端には鐘楼、経楼があった』という説明で、金堂円隆寺と鐘楼・経楼の配置関係が納得できた。
毛越寺、遣水スペーサ、タテ遣水。山(塔山)から池(大泉ヶ池)へ水を引き入れるためのもの。素人目にはふつうの“水路”だが、歴史的・文化的にたいへん貴重なものらしい。歴史的には、奈良時代の宮廷庭園以外に例がなく、平安時代の唯一の例。文化的には、日本最古の作庭書『作庭記』の思想や技法に忠実に従っている。
毛越寺、常行堂1毛越寺、常行堂2スペーサ、タテ常行堂法華堂跡。常行三昧・法華三昧という天台宗の修行道場。平安時代創建の建物は慶長二年(1597)焼失、現常行堂は享保十七年(1732)の再建。発掘調査によって創建時とは場所が異なることが分かった。建屋外に素朴で大きなお地蔵さんが座っていたが、由来は不明。また、梵鐘があった。
毛越寺、出島と池中立石毛越寺、州浜から浄土庭園スペーサ、タテ池巡りは東岸へ。池の東側は道路に近く伽藍の遺構はないが、ここからの景観も素晴らしい。大泉ヶ池は東西180㍍、南北90㍍。 池のほぼ中央部に勾玉状の中島を配す。昔は南大門前から中島南まで反橋、金堂側から中島まで斜橋が架かってそうで、それらの橋挟石や橋杭は残存しているとのこと。
日本最古の庭園といわれる毛越寺の浄土庭園を時間、ゆっくり堪能し、いつか春も秋も冬も…と願いつつ、この旅最後の目的地(休養地)、飯坂温泉に向かった。

飯坂温泉2(万来)飯坂温泉1(摺上川)毛越寺~飯坂温泉(168㌔)は、一関IC・福島飯坂IC間は高速を利用し、昼過ぎ飯坂温泉に到着。飯坂はギョーザが有名、昼は飯坂温泉でギョーザと決めてきたが、どの店も閉まっている。 飯坂温泉3飯坂温泉4(鯖湖湯)スペーサ、タテいったん、旅館・商店が軒を並べる繁華街から十綱橋を渡り、今日の宿「入舟」に行き、「万来」だったら開いているかも、と教えてもらう。車を置かせてもらい、繁華街に戻る。 飯坂温泉6(飯坂温泉駅)飯坂温泉5(旅館入舟)「万来」で食事(夕食との間が短いので餃子&半ライス)。食事後、街をブラつく。泊まったことがある「ほりえや旅館」、入ったことがある「鯖湖湯」(滅茶苦茶熱かった)、今回泊まろうかと思った「なかむらや」
湾岸横浜ベイブリッジ東北道利根川橋(ちょっと高そうなので思いとどまった)。「入船」も泊まったことがある(⇒ブログ)。安くて食事も美味しいと評判の宿である。
31、飯坂温泉駅舎内にあるコンビニに寄り、1011(内3夜車中泊)の長い旅を終え、横浜への帰路に着いた(347㌔)。
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